入荷情報

F3B/F3F、F3J、F3K(HLG),Scale,Fun-fly model等のラジコン・グライダーをご紹介しています。


お問い合わせはメール(info@rc-sailplane.com)、電話(080(5473)5076)にお願いします。

 

ウクライナからの製品供給のお知らせ
一部地域では、普段の生活に戻ってきており、Cheeper、Kiteのメーカは徐々に生産を再開し始めております。

円安に伴う値上げのお知らせ

当サイト商品は、輸入品のため基本的に為替に連動するので、時価ではありますが、ほとんど固定価格で販売して参りました。このところの円安は当分継続されるようですので、円安に入ってから輸入したものについては、少し値上げさせ時価で販売させていただきます。新価格は各製品の紹介の記事をご参照ください。

春が近くなり、梅の季節になりました。圧倒的な一面に咲く桜もいいですが、梅も趣があっていいですね。真ん中の黄色い花は、梅ではなく蝋梅(ろうばい)というロウバイ科の花です。梅もバラ科なのだそうで、梅っていったい何なのでしょうか。こういう興覚めする話はおいておいて、めでたいですね。(2025.3.3)

F5Kルールの制定について
(1)FAI F5Kルール
F3Kの電動版競技として新たにF5Kという競技規則が準備されています。2022年1月1日に発効されたF5Kの名称は以下のとおりで、F5Kとは、「電動モーター及びAMRT(高度計と及びモーター駆動タイマー)付きマルチタスク競技のためのRC滞空グライダー」という種目を表すスポーツコードということになっています。
F5K - RC THERMAL DURATION GLIDERS FOR MULTIPLE TASK COMPETITION WITH ELECTRIC MOTOR AND ALTIMITER/MOTOR RUN TIMER (AMRT)
2020年に、F5Kというコードが正式に制定されてから、細部規則の案が検討され、ようやく昨年草案が決まったところです。2021年の草案では、上記のタイトルではなく、「電動版室内用パイロンレーサー」となっており室内用でした。
RC ELECTRIC POWERED INDOOR PYLON RACING AEROPLANES (Provisional)
この競技は、室内に離れて置かれた2本のポールの周りを10周し所要時間を競うスピード競技だったようです。最終的には滞空時間を競う競技に変わってなっています。2019年からF5Kのルール作りは、2019年~2021年の3年間で行われたようです。
2019年 F5K競技の紹介活動及びFAIに対する競技ルール(案)の提案
2020年 - F5K競技の試行と改良、F5Kルールの見直し:オランダのLosser大会が開催され、競技の改良を実施
2021年 - F5K rules update
2022年 ー F5Kルールの発効


(2)F5Kの機体
F5Kは、F3K機体にモータを搭載した現在販売されている機体は、以下のとおり。
VortexF5K(Voretx Soaring) https://www.facebook.com/watch/?v=391737121462472
Snipe2 EL (Vladimir Model) https://www.youtube.com/watch?v=u4-_p-JBgDw
CX5 F5K (Stream Team Models) https://www.youtube.com/watch?v=qVnA_njK7OM


(3)パワーユニット/FES(Front Electric Selflaunch / Sustainer)
F5Kのルールによるとバッテリー搭載時の機体の最大重量は、600gとなっていますが、F3Kの機体を流用するケースが大半なので、主翼の大きさから、バッテリーを含め機体重量は280gあたりが適当なようです。バッテリーはF5Kルールでは3セルまでOKですが、3Sでは遠くまで飛びすぎるのと発熱量から安全性の保証ができないので2セル300-600mAhあたりが実用範囲のようです。


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中国のRGMCN(周思?)のF3F機が入荷しました。メーカはです。品質は極めて良く、手ごたえを感じる機体だと思います。周氏は、RCRCMの初期の設計担当であったDr. James Hammond氏と共同で機体を製造していましたが、James Hammond氏が、Composite RC Modelに移った後は、一人でモデル製作を続けてきたそうです。Shcwing88、Scewing Corsa、Stormbird2Mは、周氏のオリジナルモデルで、Shewing Corsaの改良版が、Hurricane Corsaです。Composite ModelにもCorsa、Forzaがありますが、それとは別ものだそうです。DragonFlyは、3m版の周氏のオリジナル機体だそうです。インターネットでは、いろいろな批評がありますが、Hurricane Corsa、DragonFlyha周氏のオリジナルであることは確かな事実です。(2024.4.6)

Hurricane Corsa HurricaneCorsa
翼長:   2700 mm
全長: 1230mm
翼面積:  41.5dm2
全備重量:2,350 g
翼型:   独自
CG: 96mm (前縁より)
価格 \121,000(税込)(カバーなし)

Hurricane Corsaはヨーロッパのメーカの機体と引けを取らない、極めて美しい仕上がりになっています。いわゆる「てかり」が良く、前縁の丸みもスムーズで引っかかりはありません。円安で輸入品の価格が大幅に上がっている中で、こういう機体は嬉しい限りです。主翼かんざしのはめあいも良くスムーズに組立ができました。
Hurricane Corsaは、ノーズコーン方式なので電動化はできません。エルロン、フラップのホーンは組込み済みです(下の写真を参照)。翼長が2.7mですが、
全備重量は2350gなので、スロープ用の重い機体です。フックは付属しておりませんが、オプションでパーツを販売しています。 エレベータはフライングテールではなく、水平尾翼に可動翼がついている方式です。

酷暑の中なので、山でスロープを楽しむのも良いかと思います。

fusela
wholeview backview Tale
side Canopy

logo

Frontview Fuselage
Wholeview Backview Tale
Side

在庫は以下のとおりです。

在庫
@
あり
A
あり
ウクライナAndrew Korpatov氏のCheeper2は、ウクライナでは、Cheeper(鳥が鳴く)という名前ですが、欧米ではMiniDart2という名前で販売されています。日本では、オリジナルの名前を尊重し、Cheeper2という名前で販売してきました。今回は、価格を下げるため、グラス版(胴体のみカーボン)を作ってもらいました。下記にカーボン版との比較表を掲載しましたが、Empty weightはグラス版の方が7.3g重くなりますので、
メーカと軽量化について相談したところ、ラダーレスにすればどうかという提案をもらいました。要するにラダーを固定しサーボを1つ減らし3サーボにすることで軽量化するという意味です。今回販売するグラス版は、ラダー有りのモデルとラダーレスの2種類です。ラダーレスの垂直尾翼にはラダーの切込みが入っていません。ラダーレスだと、サーボ、受信機も軽量版を使えば、数グラム軽量化できるので、試してみる価値はあると思います。ただし、残念ながら、全備重量100g未満にはできなかったので、航空法の適用対象のままです。
Korpatov氏の工房は、 Kharkov (ハルキウ)にあり、まだ、頭の上をミサイルや砲弾が飛び交っています。働ける場所が減っているので日本の皆様にグライダーを買っていただけると、生活の支えになります。ウクライナへの支援をよろしくお願いします。
(2025.4.6)

MiniDart2 Glass+Carbon fuselage

翼長: 100cm
翼面積: 11.6dm2
重量:128g
Airfoil: Drea AG-45,AG-455, AG-46, AG-47
全長: 710mm マニュアル
MD2 Full Carbon :価格: 34,900(税込)

MD2 Glass + 胴体カーボン(通常ラダー):価格: 28,000(税込)
MD2 Glass + 胴体カーボン(ラダーレス):価格: 28,000(税込)
MD2 カバー(別売)4,900円(税込)

メーカから、Cheeper2が、流線型の胴体になると聞いた時は、正直なところ、他の1mクラスのグライダーのように重くなって、Cheeperの飛びが失われるという落胆の気持ちの方が先行しました。メーカに飛びはどうなったかと聞いたところ、変わりないとの返事だったので、半信半疑ではありましたが、自分で確かめてみるしかないと思いました。加えて、主翼搭載型のモデルから、胴体が大きくなったのでサーボを胴体に搭載するモデルに変更すると聞き、サーボを主翼に搭載した方が主翼をたわみなく精密にコントロールできていたのに改悪ではないかと思いました。2つの改造については、そんな不安を持ちながら、初飛行をしました。結果は、不安が解消されるどころか、初期高度は高く、浮きもよく、サーマルでは入れ食い状態で、期待以上の良い飛びで、文句ない初飛行でした。メーカのAndrej(アンドリュー・コルパトフ)には、失礼なこと言ってしまったことを誤らなければいけないと思ったしだいです。1セルで初期Cheeperと同じバッテリー、サーボ、受信機で搭載し、バランスウエイトはまったくなしで重心がとれます。組み立ても、より簡単になりましたので、初心者にも優しくなりました。文句ないお奨めの一機です。

Cheeperは、ひなどりの意味です。ひばりのよう高く上がって行きます。ひな鳥にしては高くあがります。安いというCheaperにも聞こえてしまいますが、お値段とも合っています。初心者用の機体が無くて探していたところ、ウクライナのAndrewからオファーがあり日本でも販売することになりました。Cheeper2 Carbonは、128gしかありませんが、100g未満ではありませんので一般公園でも飛ばせません。Vladimirカーボンなどを使えば、強度は増しますが、お値段は1.5倍になってしまいます。Andewはシンプルでコストパフォーマンスを重視しCheeperの最初のモデルは、グラスファイバー製にしました。実際、110g-140gともなると落ちても壊れにくくカーボンでなくてもよいようです。フルランチに耐えられるか心配でしたが、StreamやVortexのような全く抵抗の無いランチで、フルパワーで投げても全然問題なく壊れることはありません。グラスののため機体は非常に軽いので浮きもよく、お薦めの1機です。製作は簡単です。

小さい機体は、フルサイズに比べ高度も低く、スピードが速いのですぐに降りて来てしまい遊べないという先入観がありましたが、Cheeperは、それを打破してくれました。AndewはSnipe、Blaster相手にF3K大会で11位に入っていますのでそこそこ戦えます。
初心者には小型機の難しさがありますが、フルサイズ機は高額で手が出ない状況の中では、良い選択肢になると思います。Cheeperは航空法規制対象外(128g)ではありませんので航空法の規制対象地域では飛ばせませんが、初心者の方でいきなり10万円以上の機体はどうもという方には、CheeperPRO Glassは、お勧めです。Carbon版でなくても十分とびます。
Carbon Lightバージョンの飛びは、素晴らしく軽くなって、初期高度は、人にもよりますが、恐らく40m程度までは、軽くあがると思います。フルサイズに匹敵する高度がとれます。私はグラス版では前重心にして安定性を確保し、足を長くして飛ばすことでサーマルキャッチを容易にできるようにしていましたが、Cheeperは侵入性が高く、良く走ります。Cheeper2 CarbonはCheeper1に比べ空胴重量で5g程度、全備重量で6.6g程度増加していますが体感的にはCheeper2の方が浮きがよい感じです。
 
Glass(g)
Carbon(g)
主翼
53.5
47.3
胴体
29.6
29.6
垂直尾翼
3.5
3.1
水平尾翼
4.5
3.8
部品
11.3
11.3
空胴重量合計
102.0

94.7

全備重量(1セル)
116-140
108-128

重量値はサンプルで実際のものと異なります
MD2 Glass Vession (Normal Rudder)
在庫
@ ハニカム・グリーン・イエロー
あり
A ハニカム・オレンジ・イエロー
あり
B ハニカム・チェリー・イエロー あり
Rudderless Rudderless MD2 Glass Vession (Rudderless)
垂直尾翼にはラダーがなく、エルロンと絵エレベータのみで操縦します。軽量化を目的としたものです。
在庫
C ハニカム・グリーン・イエロー
あり
D ハニカム・オレンジ・イエロー
あり
E ハニカム・チェリー・イエロー あり
MD2 Carbon Version
在庫
F ハニカム・グリーン・イエロー
あり
G ハニカム・オレンジ・イエロー
なし
H ハニカム・チェリー・イエロー あり

価格:

 

中国のSail Air Tech Ltd (SAT:旧RCRCM)から、DG600FCが入荷しました。RCRCMが初めて製作したスケール機ですが、フルカーボン仕様の機体は主翼が固く、たわみが少ないため、スロープでスピードにのってF3F機のように飛びます(2025.3.15)

DG-600FC
Wing span: 3.404m
Length: 1.366m
Weight: Kit. 1464g, Flying 2400g
Wing area: 93.49dm2
CG 65mm
価格 \122,000(税込)(カバー、配線付)
ビデオ
組立方法
翼端は幅広に見えますが、これはレンズのせいで実際には、5cm程度しかありません。 エルロンとフラップのみで、エアブレーキはありません。 尾翼は、カーボンロッドを上から差し込み、胴体側のちょうつがいにつなげます。
かんざしはカーボンの角棒1本です。主翼接合面は湾曲していて、主翼とぴったり合います。DG600付属パーツの組立写真です。付属パーツの使い方がよくわかります 胴体長は、2mグライダーの胴体と変わりありません。 リンケージロッドは、カーボンシャフトで、左右どちらかにだします。エレベータはサーボを尾翼に内蔵です。

Cheeperで定評のあるウクライナSoaring Models(Andrew Korpatov氏の会社)KITEスタンダードが入荷しました。プーチンによる暴力が続いている中、頑張って製作しています。日本の皆様に買っていただけると大きな生活の支えになりますのでよろしくご支援ください。メーカーからは、諸経費高騰のため、15%値上げされておりますのでご了承ください(2024.3.15)

KITE 1 piece 
翼長: 1490cm
翼面積: 20dm2
重量:230g, 空洞重量165g
Airfoil: Zone-V2
尾翼翼型:Freak-V2
全長: 1010mm
価格:本体 94,000円(税込)
  
製作マニュアル

Andrew Korpatov氏による紹介
Kiteという名前は、ウクライナでは、凧ではなくて小鳥という意味です。Cheeperは、良く飛飛ぶ機体でした。この経験を生かし、フルサイズのグライダーを製作してみました。Kiteは、SoaringModelが提供する次世代品質のグライダーです。F3K競技会でも戦える機体です。バラストを容易に交換できるという特徴があります。SNIPE2にも似たようなメカニズムがありますが、ウクライナのトップパイロットのアドバイスに従って同時期に設計時したためです。

<主翼の特徴>
Kiteの主翼は、ロハセルコアのUHM(Ultra High Modulus)カーボンを使用しています。SNIPE2と比較すると主翼は強度が高いと思います。主翼は少し薄型でフラットですので、風の強い日でもSNIPE2のようにバラストを積まなくても良いと思います。表面は、色パターンの上に一層敷いています。翼型はZone-V2を採用しています。この翼型は、進入性が良いので風が強い日でもバラストは無くても前に出られます。

<その他の特徴>
@ 数秒で、バラスト交換を行えます。ポッドをはずし、固定用のねじなどまったく使用せず、指で引き出し交換できます。天候の変化に容易に対応できます。
A ポッド部は2サーボ、4サーボどちらでも対応できます。
D 握りやすい非対称ペグを採用しています。
<セッティング>
@重心は、72-76 mm
A発航時のフラップは1mmアップ。サーマルは4-9mmダウン


2019年のEurotour F3KにKITEもいます。どこにいるでしょうか。この大会では残念ながら良い成績はとれませんでした。

サーボは、ポッドに2個搭載可能です。4個積むには、小さな受信機が必要です。
〇レギュラーモデル在庫(CW40カーボンモデル)


ID番号
主翼色
タイプ
在庫
@
雲(赤)
Regular
あり
A
雲(緑)
Regular
あり



最近のF3B人口は、減ってしまっていますが、台湾のThomas Liu氏は、F3Bの競技者だったそうです。2019年から、サーボ及びサーボ周りのパーツの製作、販売をされています。F3B等の競技会に参加している中で、自分でパーツを設計し、精密加工して作りあげるようになり、今や精密加工のメーカになってしまったとのことですので、同氏の多芸多才ぶりには驚かされます。
今回は、胴体に収容するエレベータ、ラダー用サーボとサーボフレーム、リンケージパーツをご紹介します。エレベータ、ラダーサーボを高さ30mm、幅18mm、長さ71mmのサイズに収容していますので、最近のF3B、F5Jの細身の胴体にも収容可能です。しかも主翼のLDSのようにリンケージパーツは、サーボホーンの最大限動作角度の範囲でサーボの軸にあたらないようになっています。サーボが値上がりしている中、比較的安価なのは、ありがたいことです。詳しい製品ラインアップは、Liu-Studioのホームページは
こちらです。技術部門の職人が作成したホームページだけあって専門知識がないと厳しいので当社HPで概要をご紹介します。 (2025.3.4)

TLSサーボ・ラインナップ

Liuさん提供のサーボは、グライダーに特化しているので以下の3種類しか販売していません。種類は少ないですが、必要十分な機能・性能を備えています。
●RS10H: F3G/F3B/F3F用グライダーの主翼用の高トルクの横置きサーボ
●RS09B: F5Jや3m以下のグライダーの主翼用の高トルク小型横置きサーボ
●RS09A: F3G/F3F/F5Jの細い胴体に搭載するエレベータ、ラダー用縦置きサーボ

Thomas Liu Studioの独自仕様のサーボです。セレーションも独自ですが、ナイロンホーンはKSTのものが使える場合があります。(TLSアルミホーンはKSTサーボでは使えませんが、KST用には、専用のアルミホーンをTLSから販売しています。)

RS10H(F3G,F3B,F3F機用、高トルクサーボ、非接触位置決めセンサー使用) RS09B(KST HS08A相当、小型グライダー用) RS09A(KST HS08B相当、胴体内サーボ)
 
TLS RS10Hサーボ (RS10は旧型)
TLS RS10H Digital Metal Gear HV Servo
価格 \4,900(税込)
KST X10相当のサーボですが トルク(下図グラフ)はX10より1(kg-cm)弱大きい。また、サーボのポジションセンサーは、磁石を用いた非接触方式なので摩耗による故障とは無縁です。 X10は3本ネジどめですが、多くの機体のサーボホールは35mm程度で、底部3本目のネジを止めることができません。そのため、X10miniにするか、ねじ止めをあきらめています。RS10Hは初めから2本ねじ止めとしてサーボロックできつく固定します。 X10miniの代替品として使うのもありかなと思われます。
RS10H(非接触ポジションセンサー)
RS10(ノーマルポジションセンサー)

特徴:

1. トルクは、最大で12kg-cm@8.4V、大型グライダー用(F3Xからオープンクラス GPS-triangle機など)に設計されたCoreless DC motorを採用
3製品の中では最もトルクが強い。(下図グラフ参照)
2. ポジションセンサーに非接触マグネティックセンサーを採用。接触不良が、発生しない。
3. 1度を12分割した正確な位置決め機構
4. USBリンクによるプログラムが可能。標準可動範囲=140度であるが、最大300度まで拡張可能
5. ソフトスタート
6. 回転方向が正逆反転可能

サイズは、RS10HはX10とほぼ同一



他社サーボとの比較

 
RS10H
KST X10
X10mini
重量 26.0g 28g 23g
(幅) 30.0mm 30.0 30.0
(厚さ) 10 10 10
(高さ) 35.5 35.5

30.0

電圧

3.8-8.4V 3.8-8.4V 3.8-8.4V
仕様:(赤字はRS10との差異を示す。)
定格電圧(Rated Voltage) : DC7.4V
動作電圧(Voltage Range): DC6.0V-8.4V
Torque:
8.5kg-cm@6.0V
10kg-cm@7.4V
12kg-cm@8.4V
Speed:
0.14sec/60°@6.0V
0.12sec/60°@7.4V
0.10sec/60°@8.4V
Working Frequency: 1520us/333Hz
標準動作角度:    ±70° = 140° Total
最大動作角度設定:±150°=300° Total

動作温度範囲:-10℃…+60℃
Case Material: Aluminum Alloy
Motor Type: Coreless DC Motor
Gear Set Material: Hardened Steel
Position Sensor : Contactless (Magnetic sensor)
Ball Bearing: 2BB
Case dimension: 30mm*10mm*35.5mm±0.2mm
Weight: 28g±10%
 
TLS RS09A(縦置) TLS RS08B(横置)
TLS RS09A、RS09B Digital Metal
Gear HV Servo

価格 \4,900(税込)(アルミ、ナイロンのサーボホーン付属)


KST A08とHS-08の中間のサーボです。厚さ9mmの薄いサーボのですが、最大トルク4.6(kg-cm)もあるので、3mクラスのF3B機などの胴体リンケージの他、エルロン用サーボにみ十分です。

RS09A (縦置き) RS09B(横置き)

特徴:F3G,F5J及びF3Fのエレベータ、ラダー用、細くて狭い胴体に適したサーボです。コスパが良いです。
トルク(下図グラフ)は、KST HS08シリーズよりは小さいですが、A08シリーズよりは大きいです。
(図中、A08LVは、1セル専用のサーボです。)


 
A08
RS09
HS08
重量 7.0g 9.9g 11g
(幅) 23.5mm 23.5 23.5
(厚さ) 8 9 8
(高さ) 19 19.5 25.3
電圧 3.8-8.4V 3.8-8.4V 3.8-8.4V
仕様:
定格電圧(Rated Voltage) : DC7.4V
動作電圧(Voltage Range: DC6.0V-8.4V
Torque:
2.8kg-cm@6.0V
3.8kg-cm@7.4V
4.6kg-cm@8.4V

Speed:
0.09sec/60°@6.0V
0.07sec/60°@7.4V
0.06sec/60°@8.4V
Working Frequency: 1520us
標準動作角度: ±70° = 140° Total
動作温度範囲:-15℃…+65℃
Case Material: Aluminum Alloy
Motor Type: Coreless DC Moto
r
Gear Set Material: steinless steel
Position Sensor : standard
Ball Bearing: 2BB
Case size: 21.4mm*9mm*23.5mm

Weight: 9.9g±10%
RS09Bに使える汎用サーボフレーム
Mahs Glider Lab(土谷さん)製のサーボトレイも利用できます。他のサーボトレイは合わない場合があります。

  Mahs Glider Lab.
KST A08H用主翼サーボトレイ: 
\550(税込)/個
Mahs Glider Lab.
KST A08H用胴体サーボトレイ: 
\990(税込)
#
主翼用リンケージセットと胴体用リンケージセット
●TLS0082 RS09A 胴体リンケージセット
価格 \800(税込)


RS09A(縦型)サーボで通常のサーボトレイを通常のリンケージを行う場合で、サーボの動作範囲を大きく取りたい場合は、右の写真のようなServo horn+Clevis+スレッドカプラーのセットも販売しています。
(注意)右の写真の3穴ホーンは、KST A08、CHA08サーボ用のホーンです。RS09Aを使う場合は、サーボに付属している2穴ホーン(右端写真の中のサーボホーン)を使います。

●TLS0108 RS09A Servo frame set
価格 \3,95
0(税込)

Baudis製F3B,F3F等のように胴体が細い機体にサーボを搭載する場合には、右の写真のようなRS09A用サーボフレームセットが提供されています。

  全体では、高さ30mm x 幅18m x 全長71mmです。 極細胴体用リンケージ・パーツキットの組立ビデオ(画面をクリックしてみてください。)
主翼用リンケージセットの概要

右の写真はThomas Liuさんのリンケージセットを使ったノーマルリンケージのイメージです。
Liu−Studioの製品が何をさすかをわかりやすくするため、用語を定義しておきます。
ARM:サーボホーンの中心からリンケージロッドを接続している穴までの長さをいう。Servo Hornは部品の名称でARMは、実際に使っているサーボホーン部の長さをさす。
Control Horn:右図の動翼を制御するためのホーンを指しますが、ARMの長さ、Control Hornの長さがリンケージを決めるため、Control Hornの長さのことを指すこともある。
Connector: リンケージロッドの端でホーンと接続するClevisとClevisを接続するネジ部全体をConnectorという。Linkage rod = 2x Clevis + connectorとなる。
LDS: Linear Drive Systemの略で、Liu-Studioの製品はノーマルリンケージも含めてLDSと呼んでいます。

主翼のリンケージは、ノーマルリンケージの他に何種類か開発されてきたが、現時点では、ノーマルリンケージ、あるいはLDS(Linear Drive System)が主流になっていると思われます。Liu-Studioの製品を選ぶうえで事前に知っておくべき事項を整理しておきます。

右上の写真は、ノーマルリンケージの場合ですが、ARMが長いのでControl Hornも背が高いものになっています。ノーマルリンケージの場合、Control Hornは動翼上部から差し込む形となるので、一枚のカーボンプレートになっています。
一方、右の図に示されるLDSの場合は、ARMが短いのでControl Hornも短くなり、動翼内にControl Hornが収まるようになります。この場合Control Hornは2枚の爪になります。
リンケージセットを選ぶ際は、ARM,Control Horn、Connectorの長さ、ノーマルリンケージかLDSかをまず決めておくと選びやすいです。

RS09B用LDS
RS09B(横置)用のLDS製品は、以下のとおりです
まず、Control Hornの高さをどうするかを決めます。右の写真の例では、H=4.24mmとしていますが、これだと動翼から飛び出るのでノーマルリンケージになります。ARMはおのずと2mmになるわけで、TLS1109が該当します。Connectorはオプションパーツがあるので、選択できます。
製品名
ARM
Control horn
Connector
TLS1109
2mm

3mm,
4mm,
4.24mm

50mm
TLS1110
2.5mm
4.3mm

3mm
4.24mm
4.3mm
5.83mm

50mm
TLS1111

3.0mm
6.5mm

4.24mm
4.3mm
5.8mm
6.5mm
50mm
TLS1112
4mm
3mm
4.24mm
4.3mm
5.83mm
50mm
Control Hornの長さは各製品を発注する際に選びます。
各製品に示されているすべての長さのControl Hornが同梱されているわけではありません。
RS09B用のControl Hornは、主翼の動翼にぴったりはめられるよう自分で加工できるようになっています。左の写真のようにCotrol Horn2本1組になっていますので自分で半分にカットし、成型します。
RS10H用LDS

Liu-Studio製品は、ノーマルリンケージの場合でも製品名はLDSと呼んでいることもあります。RS10H用の製品群は以下のとおりです。RS10Hのトルクは最大で12kgもありますので、大きな機体用のControl Hornは最長で19mmもの長いものもあります。
ARMは、主翼内に収まる必要がありますので、3.1-10mmまでです。サーボホーンには、通常穴が2-3個設けられていますので、下の表では、「2穴」というような表記にしています。

製品名
ARM
Controlhorn
Connector
TLS0113
3.1 mm

4.9mm
5.83mm
6.4mm

50mm
TLS0114
4mm

4.9mm
5.83mm
6.4mm

50mm
TLS0115
5mm
4.9mm
5.83mm
6.4mm
50mm
TLS0116
3.6/
6.35
mm
2穴
4.9mm
5.83mm
6.4mm
50mm
TLS0117
7/10
mm
2穴

12.18mm,
12.8mm,
15mm,
17mm

50mm
TLS0118
10mm

5.83mm,
6.4mm,
10mm,
15mm,
19mm

50mm

右上図は、LDSのパーツのオプション製品の関連図になっています。例えばクレビスも動翼側は2種類(1枚もの、2枚もの)が用意されています。中央にあるE-ClipTool Pro2は、e-ringを脱着するためのToulです。これが無いと作業がたいへんなだけでなく、組立中にe-ringを無くしてしまう化のう性がおおきいです。

右下図は、サーボホーンの一覧です。丹毒で購入することもできます。最初はLDSkitで購入されることをお奨めします。自分で他のホーンに変更する時に、右下図を使ってクレビスの形状、寸法をお確かめの上、注文してください。

KST X10mini, X06H用LDS
Liu-Studioでは、KSTサーボ用のLDSも提供しています。TLSサーボとはセレーションが異なりますのでサーボホーンを替える必要があります。

(KST X10/X10mini/PRO-A用)
製品名
ARM
Controlhorn
Connector
TLS0001
6.35mm

4.9mm
5.83mm
6.4mm 12.18mm
12.8mm
15mm

50mm
TLS0002
TLS0003
5mm
TLS0004
TLS0005
4 mm
TLS0006

TLS0007

3.1mm
6.35mm
2穴
TLS0008



(KST X06H用)
製品名
ARM
Controlhorn
Connector
TLS0012B
2.5mm
4.3mm
4.5mm 50mm
Tool
TLS1008 e-Clip tool Pro
RS09A,RS09B及びRS10Hのほとんどは1.3mmのe-clipを使っていますので、この製品がよいです。
TLS1007 e-Clip tool (2mm) 大型機用のピンや大型LDSの場合は、2mmのものが適しています。
価格
現在在庫している製品は以下のとおりです。価格は、以下の時価なので変わりますが、今回は以下のとおりです。
 
製品名
価格(税込)
Servo

TLS RS09A

\4,900

TLS RS09B
\4,900
TLS R10H
\4,900
LDS

TLS0108 RS09A Servo Frame kit (胴体用フレーム)

\3,950

TLS1190 RS09B Servo LDS kit (Arm:2mm)
\4,200
TLS0082 KST用アルミサーボホーンとクレビス+スレッドカプラーセット(胴体内リンケージ)
\800
Tool TLS1008 E-Clip Tool Pro2
\2,500


中国のSail Air Tech Ltd から、Tomcat Evo-E入荷しました。Tomcatは同社の主力戦闘機で人気のある機体です。電動版はGlass版が最適です。強度も十分です。TOMCATは、スロープ、平地のどちらで飛ばせるオールラウンドタイプの機体として親しまれています。(2022.10.1)

Tomcat-Evo-E

Wing span: 2490mm
Length: 1.300m
Weight: 1800-2000g
Wing area: 44.5dm2
CG 93-95mm

価格 E(glass)\92,000(税込)(カバー配線付)

(設計・開発チームのHenning Schmidt氏の説明)

TOMCAT-Evoは、RCRCM(Sail Air Tech)の機体を長年設計しているCarlos Pisarellono氏との共同作品です。同氏の機体はJarvis、Tucanなどのように翼端を絞り込んだいかにも速そうな機体が特徴ですが、TOMAT-EvoはオリジナルTOMCATの外観寸法(翼長、胴体長、アスペクト比)は変えずにその性能値を変更ました。
@ 上反角の変更:(4°→6°)この変更により、旋回時の安定性が向上するため、操縦ミスによる高度ロスが減るため高度獲得性能が向上します。ただし、オプションで4°のかんざしも用意されていますので、従来の方が良い方にも対応できます。
A 翼型の変更: 翼型変更により、climbing rate(上昇率)が改善されていますので、スピードを落とさず、速く上昇することができるということになります。また、同時にGliding Ratio(滑空比)も向上しますので、距離競技でも優位になります。
B 主翼スパーの強化:主翼スパーをカーボンで補強しました。これによりF3Fではシャープなターンが、またDSでは、よりソフトな飛行になります。
C 主翼面積の増加:主翼面積の増加に伴い重量が増加しますが翼面荷重は、増えないようにしました。
D バラストルームの追加(グライダー版のみ):スロープでの翼面荷重の増量が容易になりました。
E 尾翼をフライイングテールから従来型の動翼方式に変更:実はこれが一番良い改善です。これによりエレベータサーボのコントロールロッドは、通常のロッドで十分になり、また尾翼面積も少し減らたのでノーズバラストが減ることで全備重量も減少しました。尾翼面積の減少により、ターンする際、スピードアップになります。

組立マニュアル
マニュアルにあるエルロンホーンの位置決めは、この機種にしか使えませんが、わかりやすいです。


◆モータ版
主翼材
在庫
@ グラス 白ベース赤 あり

チェコのJITOMからF5J機が発売されました。お手軽なF5J機でいつでもどこでも楽しめる機体です。機体はひとまわり大きいハンドランチのような機体です。風がやんでしまったスロープや、平地等場所を選ばずに気軽に遊べる機体です。 機体が軽いので、サーマルに反応して、エルロンはあるものの、RES感覚でサーマルに乗せられます。(2024.9.8)

Limit-F5J


翼長: 2540mm
機長: 1400mm
翼面積: 51dm2
翼型:AG16
全備重量: 770g(バッテリ、モータ含む)
価格 \175,000(税込)(カバー付)

Limit-F5Jは、チェコのJITOMによる機体です。JITOMは、20年以上の歴史のあるメーカで、主な機体としては、Xantipa, X21,AVATAR, Extacy, EvolutionとF3B、F5Jの機体を主に製造してきました。F3B機は、中空のシャーレ構造ですが、JITOMもソリッドコアのF5Jを製造するようになりました。LimitーF5Jは、お手軽に、どこでも遊べる機体として製造されています。 機体は美しい光沢で見栄えは非常によいです。
(フライトインプレッション) 機速は、RESのような感じで比較的速く、「足がある」感じです。サーマルを探して飛び回る飛び方には適しています。機体が軽いのサーマルに乗ってしまえば、どんどん高度をいけます。
RESのイメージで旋回を繰り返せば高度は簡単にとれます。

V-tailは、一体型で、運搬には不便ですが、多くのV-tail機は、2分割型で胴体と組んだまま運搬することが多いことを考えると一体型でも良い気がします。


最近では珍しいギガフラップです。細いワイヤでエルロン間がつながっています。 翼型は,HLGによく使われるAG16です。右側のグラフでわかるように前部で水平線より下に張り出して、後部ではカンバーが軽くついていて浮きは良い翼型です。AG翼は薄いのが特徴ですので侵入性も良いです。

Power Unit: ESC:YGE 60A
Battery: Hyperion 11.4V/3S 20x26x85
45C/95C
ESCには、フルスロットルで、40Aをわずかにオーバーするので60Aを使ってみましたが、fullで回さなければ40Aでも十分と思います。

Propeller: GM 11x6"
Spinner: GM32x5

主翼には、KST A08H用IDSが、標準で組込みこまれています。エレベータ、ラダーの推奨サーボは、X06です。

電動グライダー在庫は、下記のとおりです。
  翼端の色 在庫
@ 白-赤端 あり
A 白赤 あり
B 白白 なし
C 黄黄 なし

左の写真の上から4番目の機体は、HPで紹介している機体です。


Nan ModelのExplorer 5が入荷しました。円安がとまらずEUR高のため値上げさせていただいております。今回入荷した機体はデザインを一新しています。
Explorer 5は、GPS-triangle/Light Class用の機体として販売されていますが、F3BのTaskBを三角形領域で飛ぶというようなもので足が速いことに加え沈下率も低く機体です。大きな機体ですが、速く浮きもよい機体に仕上がっています。Explorer 5は、F5J用のQ4よりは、100g以上重いですが、サーマルを探しやすく飛ばしやすいのでF5J機として十分戦えます。(2024.6.2)

Explorer 5
 
Wing span: 4000mm
Length:1900mm(胴体のみ1810mm)
Weight:1600-1900g(全備重量)
Wing Area:86dm2
CG 102mm (V) /135mm (X)

価格:\273,500(税込)(カバー配線付)

Meta(facebook)のF5JPROのページにExplorer 5の美しい写真がたくさんありますので、何枚か引用させていただきました。この機体のサイドピースのカラーパターンは、当社考案のものですがメーカが気に入ったらしくExplorer 5の標準的なデザインにしているようです。

(NAN Modelからの4分割モデル紹介のメール)
2020年6月27日、コロナでヨーロッパがロックダウン状態になった頃、ブルガリアでも多くの企業が工場閉鎖を強制されていた中、Nanモデルからメールが来ました。

「Nanモデルのディーラーの皆さんは、NANモデルはコロナ禍のロックダウン状態であっても休業せずにも機体を提供してくれると期待されていたと思っています。実際、私どもは、コロナ禍でも休まず、まとまった時間がとれたこともあり、この時間を有効につかい、今まで温めてきたアイデアを具体化してみました。製作した機体の名称は、Explorer Q4といいます。その特徴は、、主翼はExplorerの主翼にねじりを加えたもの(Explorer1modと呼んでいます。)を用いていますが、その名称Q(4を意味するイタリア語Quattroの頭文字) からもわかるように主翼が4分割になり、かつ胴体が3分割であるため、4mの機体であっても、130cmX30cmX15cmという旅行カバンに入ってしまう点です。」 

(Explorer Q4と Explorer 5の違い)
4分割機体なのでQ(quatro)なのに4を付けると、くどいのではと思いますが、Explorer5はQ4とはかなり違います。これまでXplorerシリーズは、Xplorer3まで製作されておるのに対し、Explorerシリーズは、番号がついておりませんでした。XplorerシリーズとExplorerシリーズ全体で4番目がEXplorer Q4、5番目がExplorer5ということにしたと思われます。メーカホームページでは、F5J用機体は Exploter Q(Quatro)と呼んでいるのでQ4=Qのようですが、Explorer 5については、HPの更新が追いついてなくて何も書いてなく、Facebool のF5JPROグループサイトには多くのQ, 5 GPS Editionという言葉が氾濫しています。Explorer Q4は、FAI F5Jルールを満たすように最適化された機体ですが、Explorer5は、GPS-Trianngle/Light Class競技のルールを満たすように最適化された機体です。Explorer 5はGPS-triangle専用というわけではなく、F5J(特に強風用)、スロープソアリングにも適しています。2機同時購入されている方も多いです。

GPS-triangleという競技は、3角形の空域をGPSを使って設定し、GPS装置を使ってそれを周回する時間を競う競技です。オリジナル競技はFAI F3Hクラス(案)で1辺が20キロに渡る三角形空域を周回するクロスカントリー競技だったようですが、FAIからは削除されたようで今はありません。クロスカントリは空域が大きく、機体が見えないということもあり、FAIとは別の団体が主催して、
@Light Class(右図において200mで示される三角形を周回するクラス)
ASports Class(同350m)
BScale/SLS Class(同500m, SLS:Self-
Launching Systemの略)
の3種類クラスが設けられています。
200mのLight ClassならばF3B競技が行える飛行場があれば開催可能なので、最近はLight Classの機体が多く製作されています。

右側の写真は、GPS-triangleに必要な装置の例です。プロポの左側にある装置は、機体に搭載する受信機、GPS位置情報送信モジュールです。右端の装置に3角形が表示され、パイロットはステレオイヤホンにより左右から聞こえるプププという音で三角形の辺に平行に飛んでいるか、左側の辺に接近しているか、辺から離れて行こうとしているかがわかります。
右端のビデオ(ここをクリック、または写真をクリック)上記のGPS-triangle装置を使って飛行している状況のビデオです。2023.10にSparrowはRavenにとって変わられました。

V-tailバージョンとX-tailバージョンとあります。傾向としてF3B,F3F機は、軽量化を重視した時代だったのでV-tailが好まれ、一方、滞空競技では、その操作のわかりやすさから、ほとんどF5J機はX-tailになっています。競技会ではこのような傾向があります。初期のF3J機では、細い胴体に大きなV-tailがついていると横風がV-tailにあたった時胴体がねじれ、大丈夫かなと不安を覚えるものもありました。

胴体は3分割で、受信機は中央部に置き、頭部とはESCのコントロールケーブルのみで接続されます。中央部のメンテナンスホールでは主翼サーボとのケーブルを確認するのと、受信機からでているエレベータ、ラダーサーボ用延長ケーブルと尾部に格納されているエレベータ、ラダーサーボのケーブルを接続するポイントになります。尾部を分離するときは、センターホールをあけ、接続ケーブルを外してから行います。エルロン、フラップサーボからの配線(3本線が片側2本)のコネクタを2つ重ねて1つにする6ピンパーツが入っていますので左の写真のように1つのコネクタのように差し込めます。
Explorer Q4、 Explorer 5は姉妹機のように見えますが、Explorer Q4はXplorer1(翼端がカールアップしたモデル)をベースにしているのに対し、Explorer 5は、Xploter3(翼端がカールアップしておらず、楕円翼となっているモデル)をベースにしているので、上左側写真のように主翼断面(プロファイル)はかなり違います。一番上のXplorer3と一番下のExplorer 5は、動翼を大きくしているので、ピン位置をずらしてはいますが、翼型としては機同じであることがわかります。中央にあるQ4は、かんざしの位置も異なり翼型もQ5とはかなり違います。ただ、フラップエルロンが極めて大きいので動翼を下げると翼型自体が完全に変わってしまいます。従来のように「フラップ下げ=カンバーを付ける」という感覚ではなく、「フラップ下げ=翼型を変える」と考えた方がフィットします。このような発想が登場する背景には右のビデオにあるJaro MullerのELASTOの弾性主翼が登場があると思います。ELASTOという機体では、最近のヘリコプタヒンジレスロータのように、翼全体をたわませる技術を使い、翼型を最適な形に変化させるという発想になっています。
ExplorerQ4の製作にはIDS((別売、1700円が4サーボ分必要になります。

胴体の製作ビデオです。クリックしてください。IDS組込みのビデオです。胴体尾部の製作ビデオはこちら

Explorer Q4のフライトビデオです。 ドローンからの上空撮影もあり、今までにないアングルからの動画が含まれています。

在庫色は左の写真の3色です。
尾翼
在庫
@ チェリー X-tail
あり
B X-tail
あり
C X-tail あり


Nan ModelオリジナルのF5J機、ExplorerQ4が再入荷しました。(2023.3.25)
2020年6月27日、コロナでヨーロッパがロックダウン状態になった頃、ブルガリアでも多くの企業が工場閉鎖を強制されていた中、Nanモデルからメールが来ました。
(NAN Modelからのメール)
「Nanモデルのディーラーの皆さんは、NANモデルはコロナ禍のロックダウン状態であっても休業せずにも機体を提供してくれると期待されていたと思っています。実際、私どもは、コロナ禍でも休まず、まとまった時間がとれたこともあり、この時間を有効につかい、今まで温めてきたアイデアを具体化してみました。製作した機体の名称は、Explorer Q4といいます。その特徴は、、主翼はExplorerの主翼にねじりを加えたもの(Explorer1modと呼んでいます。)を用いていますが、その名称Q(4を意味するイタリア語Quattroの頭文字) からもわかるように主翼が4分割になり、かつ胴体が3分割であるため、4mの機体であっても、130cmX30cmX15cmという旅行カバンに入ってしまう点です。」、また、胴体は、モータ部、中央部、尾翼部に別れるのでモータの取り換え、V-tailとX-tailの取り換えも容易になっています。V-tailはX-tailよりも軽いの重心がずれますが、重心が大きくずれないようにV-tai用の尾翼部は長くく設計されており、パイロットに余計な負担をかけないように配慮されています。

このメールから既に3年が経過し、世界戦でも多くの選手がExplorerQ4を飛ばしています。従来機より一層軽量化されているため、Explorer 3.8とExplorer Q4 4mがほぼ同じ重量になっています。Explorer Q4の一番の特徴は、翼単の空力特性が改善され従来機より高速で巡行できることです。中速から高速の対気速度で滑空性能は非常に改善されています。軽量化及び高速化によりサーマルの中での高い上昇率が期待できます。翼長は、3.5,3.7,3.8,4.0mがありますがメーカは4mサイズを推奨していますので、今回入荷の機体はすべて4mの機体です。また、カーボン無垢の主翼は炎天下では暑くなりすぎるので、今回の機体は白地にしています。

Explorer Q4 4000

全長: 1730mm
翼面積: 86.7dm2
全備重量:1240g〜1260g
価格:248,400円(税込)(カバー付)
前部モータ部は、交換可能なのでモータを取り替えたい場合は、この部分だけ取り替えることで完了します。競技会の時など緊急時には便利です。 モーター部の取り換えはこのねじ1本で行えます。 頭部と中央部間のケーブルは、アンプからのケーブル1本です。

中央部にはハッチが設けられており、尾翼部とのサーボからケーブルの接続を行えます。 主翼と胴体間のケーブルは6ピンコネクターが胴体側埋め込まれてコネクターにさします。サーボの3本ピンコネクターを直接さすこともできますが、半導体基盤で使われるピンヘッダ(2x3)で接続すれば誤接続を避けられます。 尾翼部には、サーボが搭載されますので、V-tail,X-tailの交換は尾翼を取り替えることで可能です。V-tail用の尾翼部は、若干長くなっていて重心が大きくずれないようになっています。
部位
重さ(g)
主翼(左中央)
208.4
主翼(右中央)
208.0
主翼(左サイド)
166.8
主翼(右サイド)
167.2
かんざし
46.5
胴体
391.7
バッテリ(3S)
73.8
垂直尾翼
28.0
水平尾翼
37.5
全備重量(バッテリ抜)
1254.1
全備重量(バッテリ込)
1327.9
スピンナー口径は、30mm、プロペラは16x8が推奨です。写真の製品はGMのスピンナー、プロペラを使用していますので胴体にピタッと格納されています。 中央翼で上反角0.6度、サイドピースで4.5度合計で片側5.1度、両側で10.2度という大きな上反角がついています。Explorer BFスタンダードでは、かんざしに6度と書かれていますが、Explorer Q4のかんざしには9度と書かれています。上反角が強いので旋回するには、エルロンにフラップをリンクさせフルエルロンにした方が、操縦は容易です。 モーターはPowerline1020Turboを使用しています。動画では、1010Turboを使っていますが、少しPower不足と思いますので、最低でも1015Turboを推奨します。バッテリは、 Hyperion G8 HV 30-60C放電 Graphene900mAh 3S (11.4V) を推奨します。
ExplorerQ4の製作にはIDS((別売、1600円が4サーボ分必要になります。

胴体の製作ビデオです。クリックしてください。IDS組込みのビデオです。 胴体尾部の製作ビデオはこちら

Explorer Q4のフライトビデオです。 ドローンからの上空撮影もあり、今までにないアングルからの動画が含まれています。

翼端ピースと中央翼を接続するかんざしは、標準では、6°ですが、オプションで8°、9°もあります。
(Explorerの共通部品)です。
品名
価格
8°かんざし 5500円(税込)
9°かんざし 5500円(税込)

在庫色は以下の3色です
X-tail
在庫
@ 白ベース赤 なし
A 白ベース緑 あり
B 白ベース紺 なし

Nan ModelのShadow2が入荷しました。胴体と尾翼がXplorer3のように軽量化されています。 (2024.6.2)

Shadow2-E


翼長: 3654mm
機長: 1630mm
翼面積: 73dm2
翼型:HN 507M1
全備重量: 1800g(バッテリ、モータ含)
価格 \174,000(税込)(カバー付)


Shadow2は、F3Jバージョンを軽量化したF5J機ですので、最近のF5J機と比べると重いので競技機としては、十分な仕様とは思えません。しかしながら小ぶりで持った感じはかなり軽いので、お手軽なF5J機として使えると思います。またスロープでも楽しめると思います。

電動グライダー在庫は、下記のとおりです。

  翼端の色 在庫
@ チェリー なし
A イエロー なし


Concept X5(CX5)PROが入荷しました。EUR高のため価格は値上げをさせていただきます。CX5は、定評あるStreamNXTのメーカであるリトアニアのMB Stream Teamが製造販売をしています。今回入荷したのは、CX5 Proは、カーボンLayupは、スタンダード(CW40仕様)で胴体は細身になっています。下記モデル(主翼97g)の場合2セル350mAhで全備重量223gで仕上がり、非常に軽く、発航時も従来機より長く上昇が持続し、初期高度は5mは高いです。今回1機だけですが、2分割タイプのCX5もあります。なぜか2分割の方が軽いです。(2024.4.14)

Concept X5PRO



Wing span: 1.50m
Length: 1.07m
Flying Weight 220-240g
価格:¥138,800(税込)(カバー付)

上の写真左がオリジナルのCX5、右側がCX5PROでかなり細くなって抵抗が少なくなったように見えるのですが、サーボ等の搭載が大変で高度計を積むのも苦労します。

主翼と胴体の配線の結合は、左の写真のようなピンコネクターにすると簡単ですが、工作に自信のある人にお奨めします。通常は3線コネクタのオスメスで結合します。
左の写真は、2019年ハンガリーで行われたF3K World Championshipの集合写真で、日本チームも参加しています。CX5は多くのパイロットが使用しており、左の写真の中にピンクの丸印をつけた機体は、全てCX5です。写真の目視確認で21人が使用しています。(左の写真をクリックすれば大きな写真になります。)

その他の機体はSnipe, StreamNXT,
Vortex,Kiteなどが使われています。

Concept シリーズは、2014年にHKM Rowing Taiwan(Rolland Sommer Senior氏 写真右)が設計したConceptをベースにした機体で、低翼機では有名な機体です。CX4、CX3、CX2は、AERO+で製作され、アジア地区では、Armsoar Composite Glider社(Thomas Lee氏)の独占販売の形で提供されてきました。しかしながらAERO+で製作された機体は、品質に問題があり、日本でも返品が相次いだようです。Rolland氏は、CX4の製作を、Gladiator,Brko,DSで記録を持つKineic100などのメーカであるCermakに変更しました。CX4TDはBrko同様、細かいところまで丁寧につくられています。Cermakの機体はVladimir Carbonの中空シャーレ構造ですがフルカーボンなので結構頑丈です。CX4TDはダブルカーボン仕様で、メーカが推奨するモデルですが、全備重量が250g-260gあり、パワーランチャー向きです。その後、フォームコア主翼のStreamNXTやVortexの成功があり、ConceptをStreamNXTのチームに依頼し出来上がったのがConcept X5です。 StreamNXTチームは、常にトレンドに遅れをとることなく最新のテクノロジーを取り入れていくという進取の精神をモットーとしているとのことで、その観点から見たとき、Conceptシリーズは、長年にわたりいろいろなチャレンジをしてきており、CX4は進入性では優れているものの、デッドエアーキラーではなく、改良の余地ありなのだったそうです。

最初の設計変更は、空力特性を、デッドエアーに適したものに変更することですが、この時、進入性をあまり劣化させないことが必要です。そのため、翼面積21cm2から19.5に減らし、さらに薄翼にしました。また、胴体形状を抵抗の少ないものに改善した。胴体の強度と粘りをつけるため中空コアをやめ、信頼性に自信のあるフォームコアに変更しました。Streamチームとの共同制作を望んだ理由の1つはフォームコアにありました。StreamチームのLaurynasは、最高のフォームコア翼メーカです。このような改良で、全備重量は210-230gを容易に実現できます。主翼はCW40(Carbon Weave) と強化スパーで105g未満、CW20の場合は、95g未満にできます。今回入荷したバージョンは、同一価格で販売します。在庫機の表に主翼重量を記載しましたので、ご注文はお早目にお願いします。

CX5 Pro

左の写真の番号は、昇順に並んではいませんので、機体の番号に対応する行を表の中から探して見てください。
No.
主翼重量
在庫
@ ブルー黄 縞
100g

なし

A ブルー黄 縞
108g
なし
B 黄緑空 波紋
107g
C 黄緑空 波紋
90g

なし

D 白オレンジ 波紋
109g
E 紫オレンジ 縞
111g
F 青白 波紋
107g
なし
G 青白 波紋
110g
Dは、主翼は2分割タイプです。
ここから下は、CX5のメーカ MB Stream Teamsから提供されているサーボトレイです。 エレベータ、ラダー、エルロンにX06系、X08系を使うかにより選ぶ必要があります。標準では付属しておらず、別売となっております。

CX5のメーカ提供のX06(縦置)用サーボトレイ

(2700円(税込))

 

CX5のメーカ提供のX06H(横置)用サーボトレイ

(2700円(税込))


 

CX5のメーカ提供のA08H(横置き)用サーボトレイ
X08Hにも使えます。

(2700円(税込))

CX5のメーカ提供のX06H用サーボトレイ

(左右2個1組 1100円(税込))

CX5のメーカ提供のX06用サーボトレイ

(左右2個1組 1100円(税込))

CX5のメーカ提供のA08H用サーボトレイ
X08H用にも使えます。

(左右2個1組 1100円(税込))

Mahs Glider Lab(土谷 正治さん)が、コンパクトなサーボトレイを提供してくれることになりました。CX5 Pro用の胴体用のサーボトレイはゆったりサーボを搭載するのでX06Hのような小さいサーボを搭載しているのに2セルLipoを搭載するスペースがないので、1セルLiHVを搭載せざるを得ませんでした。土谷さんのサーボトレイは、コンパクトな設計なので、2セルLipoが搭載可能になり、サーボの動作も小気味良い感じになり、ラジコンカーのような俊敏なコントロールが可能で、しかも長時間、バッテリー切れの心配もなく飛ばせます。(2024.6.6)
Mahs Glider Lab.
Chaservo HV06H用胴体サーボトレイ:\990(税込)
X06H用の他にA08H用もあります。どちらの場合も上記のメーカ提供胴体サーボフレームよりゆったりと搭載できるので、上の写真のように、CX5 PROの狭い胴体でも、従来1セルLiHVしか搭載できなった所に、2セルLipo(写真では、Dualskyの2セル)を搭載できます。 Mahs Glider Lab.
KST X06H用胴体サーボトレイ: 
\990(税込)
主翼がフォームコアの場合は、サーボトレイ側面とフォームを接着し固定する方法も使えます。 Mahs Glider Lab.
KST A08H用主翼サーボトレイ: 
\550(税込)/個
X06H用のサーボトレイは薄いので、KSTサーボに付属の木ネジは、下面からはみ出てしまいます。主翼に貼り付ける前にネジの長さを調整しておくと主翼を傷つける心配がなくなります。 Mahs Glider Lab.
KST X06H用主翼サーボトレイ: 
\550(税込)/個

 

SloveniaのVORTEX3の後継機VORTEX4が入荷しました。今回入荷バージョンは4サーボの主翼2分割です。下の写真にある6サーボ機は、前回輸入分6サーボの主翼2分割モデルです。オーソドックスな4サーボモデルにすることで軽量化を重視したモデルを特注で依頼しました。為替レートの関係で今回輸入分の方が高額になってしまいました。(2024.10.22)

Vortex4 
翼長:   1495 mm
翼面積:  19.2 dm2
全備重量: 238g
CG 65.6mm, WebSite

価格 \128,000(税込)(4サーボモデル)
組立ビデオ
 F5JPRO ビデオ

Vortex4は、6サーボモデルで、Vortex3の主翼の耐空性を維持しつつ、更なる初期獲得高度と進入性を追求した機体です。KST X06といった6gサーボの登場で、6サーボでも4サーボ機と競える軽さを実現しています。Vortex3と比べ、全体にひとまわり小ぶりになっています。主翼面積は、20.15dm2から20.15dm2に縮小するとともに、翼長、胴体長も少し短くなっています。また、Vortex3と同様翼端の渦流が改善されるよう設計されています。
また、主翼のフラップリンケージには、Vortex3のリンケージが採用され、主翼を胴体にのせ、ねじで締めるだけで完了しますので、飛行場でも出遅れすることがありません。Vortex3,Vortex4とも主翼2分割オプションがあります。Vortex4の2分割主翼は、Vortex3の1ピース主翼より軽いくらいです。主翼形状も、楕円翼に変更されました。主翼内配線は、主翼に初めから組み込まれており、配線用の穴あけは不要です。

Vortex4
全長
翼弦
翼面積
重さ
設計図
主翼
1495mm
159mm
19.2dm2
97g
ラダー
221mm
105mm
-
5.7g
エレベータ
293mm
80mm
-
5.7g
胴体
1016mm
-
-
40g
Vorex3
全長
翼弦
翼面積
重さ
設計図
主翼
1498mm
161mm
20.15dm2
100-106g
ラダー
219mm
108mm
-
6g
エレベータ
303mm
84mm
-
5g
胴体
1044mm
-
-
38g

 

主翼にアルミ切り出しのレバーがついておりこれを胴体に差し込むと胴体部に内蔵されているクレビスに刺さりリンケージが完了します。 フラップリンクのレバーを胴体の穴に差し込みます。

テールは少し小さ目になっています。

サーボは、X06を4個か、X06を2個、A08を2個の2種類のプレートがついています。

主翼からのリード線は、基盤に付けられたメスコネクターにさします。 左翼からピンがでており、右翼の4ピンコネクタに接続される配線は主翼作成時に内蔵されます。

Vortex3の主翼を継承しており進入性、翼端の渦流による抵抗を改善するため、主翼形状、プロファイルを、数値シミュレーションにより改善しています。

浮力は、下面の圧力が高く上面の圧力が低いために発生しますが、翼端ではこの圧力差のために下面から上面に向かって気流の流れが発生しまいますので渦流が発生し、パラシュートを開いたようになりこれがブレーキになってしまいます。この渦流発生を抑えるため、翼端形状をシミュレーションにより最適化しています。

 
  在庫
@ イエローCG 6サーボモデル なし
A イエローフェザー 6サーボモデル なし
B イエローレインボー 4サーボモデル あり
6サーボモデル:上記で紹介した胴体4サーボ、主翼2サーボのモデル。内側エルロンは、アルミのフックで胴体内ロッドに連結します。
4サーボモデル
:オーソドックスに、胴体内2サーボ、主翼はエルロンが分割されておらず、胴体に近い位置に主翼サーボを搭載するモデル。
Concept X5のメーカMB Stream Team(リトアニア)のPhoenix DFが入荷しました。胴体ノーズが長くなり、より軽いモータを使うことに軽量化が測られています。また、課題であったフォームコア主翼のフラップエルロンのリンケージも、ドイツServorahmen社のIDSを採用して改善したようです。(2023.8.6)
Phoenix DF
Wingspan: 3986mm(4分割)
Wing Area;77.6dm2
Length:1695mm
Flying weight(Empty Weight):
Super Light 1200g(856g-867g)
Standard   1350g (679-697g)
Spinner: 30mm
価格:303000円(税込)カバー付き
Concept X5のメーカMB Stream Team(リトアニア)が、CX5の設計社であるRollo Sommer氏と共同で設計したDouble Flap(DF)機構をもつF5J機 Phoenix DFを開発しました。メーカー工場が火事になり、いったんはこの機体プロジェクトも焼失してしまったのですが、灰の中からよみがえったという火の鳥にちなんで、当初の機体名COBALT DF改め、Phoenix DFとして復活しました。
主翼はConcept X5等のハンドランチの製造技術をそのまま転用しフォームコアを使った鋳型成型です。このため、Super Light Lay-upの場合は全備重量が1200g台で4mの機体としてはちょっと軽すぎる位です。Double Flap機構はメカニズムとしては面白いと思います。仕組みは エルロン、フラップのそれぞれの端に関節を2つ付けてフラップが2段階に折れるものです。DFの効果は、ブレーキの効きが良くなることとストールの安定性が増すことと思いますが、実際に飛ばしてみても大型フラップを持つ機体との違いは明確には感じられませんでしたが、米国のチームの選抜選では、Joe Wurtsを負かすなど、いろいろな大会で成績をあげ初めています。(2022.12.3)

Phoneix DFは、Concept X5(CX5)で有名なStream Team Modelsが提供する新型F5Jです。その最大の特徴は、CX5の技術を生かした軽い機体に加え、エルロン、フラップが二重折れする機構(Double Flap System)を搭載していることです。大型ジェット機のようにフラップが延びて翼面積も大きくなるフラップではなく、1段目が下がると2段目は翼端についている蝶つがいで1段目より大きくまがり、全体として従来よりも大きく曲がりブレーキが効果的にかかります。

Phoenix DFという名称、は下の右端の写真(ビデオはこちら)にあるように最初はCOBALT DFという名称でしたが、不幸にも事故で工場が焼け、その状況のなからから不死鳥のように復活したので、名称をPhoenix DFと改名したことによるそうです。
また、Stream Team ModelはプーチンのUkraine侵攻に抗議し、ロシア産のカーボンの使用をやめ、Spread Towカーボンを採用し、Standardモデルで、全備重量1350g程度に仕上がるようにしています。このカーボンはNASAの火星ヘリコプターにも採用されています。
F5J米国チームの選抜大会ではMike Smith
がPhoenix DFでJoe Wurtsに勝って優勝したそうです。他の大会では、Morris Charlieが優勝する等成績を上げています。

上の写真をクリックすると動画が見えます。
見えない場合は、Googleで"Phoenix_DF F5J COncept"というキーワードで検索し、
動画をみてください。


(DF:Double Flapの仕組み)
第1段目を従来どおり動かすと第2段目が上図の関節により動く。(DF機構のビデオ
(付属パーツ)ダブルフラップのコントロールには、今回からIDSが標準となりました。オーソドックスなホーンを立てたリンケージにしてみるとフォームコアの主翼に立てたホーンは圧力により微妙にずれます。このずれが2段目のフラップに増幅され、ニュートラルが大きくずれてしまうことからIDSを用いる方法に変更されました、IDSは下の写真にあるようにサーボトレイ側面を接着するタイプのIDSが付属しています。

(サーボ、サーボトレイ)
エレベータ、ラダーは、KST X08(縦置)、またはX08N(爪なし)をタンデムで搭載します。エルロン、フラップは、X10mini、X10、HS08A,HS08B等トルクの大きなサーボが搭載できますが、サーボトレイはX10,X10miniのベアリング仕様のトレイはフォームを削らないと入りません。シンプルなサーボトレイなら少しカットしますが搭載できます。
お奨めとしてはHS08A,HS08B、または、X08Plusといった小型ハイパワーサーボとベアリング仕様のサーボトレイの組合せがベストと思います。

スピンナー外径は30mmです。上のモータマウントを使うとWindyのような軽いモータが搭載できます。

今回入荷の機体の胴体はロングノーズタイプです。軽いモータを使えば機体の軽量化が可能です。今回入荷分の機体はKST X10mini用のIDSがセットになっております。これによりフラップ、エルロンのニュートラルがずれる問題は改善されています。

今回入荷は以下の3種です。
#   カーボン 主翼 在庫
@ 緑X Standard
649g
あり
A 黄・チェリーX Standard
632g
あり
B 黄・緑摂理 Standard
648g
なし

主翼重量には、4分割主翼のため中央及び左右にかんざしがありますが、このかんざしの重量を含んでします。

Clevisの在庫がなくなり、ここ20年以上、原価割れの低価格で据え置いて来ましたが、時価に合わせ、値上げすることになりました。10本400円(税込) でしたが、700円(税込)に値上げさせていただきます。(2022.12.27)
Opus-VXLで電動版が入荷しました。OPUSは、2004年から販売していますが、あれから14年間、主翼に変更は無く、スピードがでる翼型として定評があるRG14の1ピース1.9mの翼のままでした。その禁を破り新型モデルを2018年に発表しました。でもすでに4年がたち、相変わらずモデルチェンジなしです。主翼はF3B機にも使われているNorbert Habe 氏のHN352になり、2ピース、2.6mです。Opus-VXLは、Kinetic100に対抗するDS機ではありません。ノーバラストの全備重量が2.6kgなのでF3Bではなく、F3F、スロープ機として設計されています。3mクラスのF3B機よりも重いのでサーマルでは勝負できません。つまるところ、スロープでスピードを楽しむための機体で、電動化、ジェットエンジンを付けることも想定しています。(2022.6.28)

Opus-VXL-E


翼長: 2580 mm
全長: 1365 mm
翼面積: 81.3dm2
Airfoil: HN 352
重量:2,600g
モータ部外径:36mm

価格:\176,000(税込)

尾翼は一体ものでボールリンクは、実装済みですので尾翼の工作は不要です。

胴体モーター部の外径は36mmです。

A08シリーズサーボはHV対応として販売されていました。公式動作電圧範囲は3.8V-8.4Vでしたので、実は3.8V未満での動作保証はありませんでした。ただ実際には3.7Vでも動作してはいましたが保証はなかったわけです。KSTは、今回1セルでもA08HVシリーズと同様のトルク、スピードを保証するサーボとしてA08LVシリーズを発売しました。ただ残念なことに2セルでは逆に使えませんのでご留意ください。RES、あるいは100cmクラス用にお使いいただけます。(2025.1.16)
KSTサーボのX08,X08H,X08N(Ver.5)が生産終了になり、後継機種としては、X08,X08H,X08N(Ver.6)ということになっていれば問題は価格だけということになるのですが、KSTの販売戦略は、1機種を丁寧に長く売るというのではなく、同時にA08シリーズ、HS08シリーズという
X08シリーズの対抗馬も併せて新発売するという戦略のため、買う方からすると、どれを買えばよいかわからなるので困ってしまいます。そこで少し性能を整理してみました。結論はX08PlusはHS08にとって変わられ、X08はA08にとって変わられるということのようです。これに伴いX08,X08H,X08N Ver.5の販売を終了し、後継機種に移行します。

1セル専用サーボ
1セル(3.5V-4.2V)専用のサーボです。3.5V-3.7Vの動作を保証しますので、1セルで電圧が3.7V以下になっても安心して飛ばせます。従来のA08シリーズの公式動作範囲は3.8V-8.4Vでした。逆に本サーボは2セルでは使用できませんのでご注意ください。価格はA08シリーズと同一です

Servo Type A08/A08H/A08N LV
Applications DLG/Airplanes 3.5V-4.2V (1S)
Type LV Coreless Micro
Torque 3.5V 1.2 kg/cm
Torque 4.2V 2.0 kg/cm
Speed 3.5V 0.18 sec/60 degrees
Speed 4.2V 0.15 sec/60 degrees
Dimensions 19mm x 23.5mm x 8mm
Weight 7g
Bearings Dual Ball Bearing

右のトルクのグラフを見てわかるように以下の対応があります。

改良型
説明
HS08 X08Plusの後継でトルクがアップしています。X08Plusはモーターがむき出しですが、HSシリーズは外装に覆われています。
A08

X08の後継でトルクがアップしています。X08はモーターはむき出しですが、A08は外装により覆われています。

ざっくり分類すると以下のようになります。

サーボ
説明
X10 3-4mクラス用
X10mini 3-4mlクラス用
HS08 2-3mクラス用
A8 1.6m用
X06 1.0m,1.6m用

A08 Ver.6

Servo Type A08/A08H/A08N
Applications DLG/Airplanes 3.8V/8.4V (1S/2S)
Type LV/HV Coreless Micro
Torque 3.8V 1.4 kg/cm
Torque 6V 2.2 kg/cm
Torque 8.4V 3.2 kg/cm
Speed 3.8V 0.20 sec/60 degrees
Speed 6V 0.13 sec/60 degrees
Speed 8.4V 0.09 sec/60 degrees
Dimensions 19mm x 23.5mm x 8mm
Weight 7g
Bearings Dual Ball Bearing

HS08A

Servo Type HS08A,HS08B
Applications F5J/Sailplanes 3.8V/8.4V (1S/2S)
Type LV/HV Coreless Micro
Torque 3.8V 2.8 kg/cm
Torque 6V 4.5 kg/cm
Torque 7.4V 5.2 kg/cm
Speed 3.8V 0.21 sec/60 degrees
Speed 6V 0.13 sec/60 degrees
Speed 8.4V 0.11 sec/60 degrees
Dimensions 25.25mm x 23.5mm x 8mm
Weight 11g
Bearings Dual Ball Bearing

X06

Manufacturer X06/X06H/X06N
Applications DLG/Airplanes 3.8V/8.4V (1S/2S)
Type LV/HV Coreless Micro
Torque 3.8V 0.8 kg/cm
Torque 6V 1.5 kg/cm
Torque 8.4V 1.8 kg/cm
Speed 3.8V 0.12 sec/60 degrees
Speed 6V 0.08 sec/60 degrees
Speed 8.4V 0.07 sec/60 degrees
Dimensions 20mm x 16.6mm x 7mm
Weight 6g
Bearings Dual Ball Bearing

(CX5サーボトレイとの適合性)
CX5のA08H用サーボトレイが発売されていてA08Hも搭載できるようになりました。

(サーボロックとの適合性)
Servolock for X08H Bearingには、X08H、及びX08HPlusが搭載されていましたが、HS08A,HS08Bが問題なく搭載できます。

(Exploreのサーボトレイとの適合性)
Explorer Q4、BFのサーボトレイには、X08Hを搭載
していましたが、A08Hでも問題なく搭載できます。
(下の写真)

サーボの価格表 (価格は円安に伴い、予告なく変更させていただくことがありますのでご了承いただきますようお願いします。 円安が進行する前にあった在庫がなくなり、新規に輸入したものから順次値上げをさせていただきます。
サーボ
価格(税込)
改訂価格(税込)
   
第1回
第2回
第3回
第4回
第5回
X10
4600円
4800円 5000円   5250円
X10mini
4600円
4800円 5000円   5250円
X10mini PRO A,B 6000円    
MS320
3700円
4500円   4700円
HS08A HS08B
4900円
4900円 5400円 5600円 5800円
A08 A08H A08N
4900円
5100円 5300円  
A08LV/A08HLV/A08NLV 5300円
X06 X06H X06N
4200円
4400円 4600円 4800円  

GDW は 2010 年からデジタル サーボを専門に製造してきました。 CNCマシン、ギアセット生産マシンなどの自社開発の精密製造設備により、高性能サーボを提供するができています。 GDWは、世界的に有名なブランドや OEM にサービスを提供し、最高品質のサーボを製造してきました。 GDWは、有名なブランドメーカにOEMサーボ製品を提供してきました。ヨーロッパでは有名なサーボも、GDWの工場で生産されています。 創業者の温氏と陳氏は、創業依頼エンジニアでした。 彼らは長年、デジタルサーボの研究開発と製造の分野に没頭してきました。 彼らは業界の専門家やサーボオタクです。 GDW は信頼性が高いことで知られています。一部の愛好家は、GDW サーボ以外は何も使用しない人もいるようです。 安定した品質と手頃な価格の工場直接卸売価格のおかげで、GDW サーボは他の非常に高価なサーボにの代替品として十分使用に堪えられます。以下の提供価格は、円安前に輸入した時の価格ですので、次回輸入からは、また変わりますので、ご了解ください。

グライダー用ウンイグサーボ

価格
(税込)

仕様
用途
DS190C

\4,700

在庫なし

Operating Voltage: DC4.8V-8.4V
Size: 30*10*35.50mm
Torque/Speed:
7.5Kg.cm/0.12sec @6.0V
9.5Kg.cm/0.10sec @7.4V
10.5Kg.cm/0.09sec @8.4V

Weight: 35g
Working Frequence: 1520us/333Hz
Motor: DC Coreless motor
Material of gear: Steel
(KST X10 互換)

DS1901C

¥4,700

在庫なし

Operating Voltage: DC4.8V-8.4V
Size: 30*10*30mm
Torque/Speed:
5.0Kg.cm/0.12sec @6.0V
5.5Kg.cm/0.11sec @7.4V
6.0Kg.cm/0.10sec @8.4V

Weight: 25g
Working Frequence: 1520us/333Hz
Motor: DC Coreless motor
Material of gear: Steel
(KST X10 mini互換)
DS1906A
\3,800
Operating Voltage: DC4.8V-8.4V
Size: 23.5*8*20.1mm
Torque/Speed:
1.2Kg.cm/0.10sec @6.0V
1.8Kg.cm/0.11sec @7.4V
2.2Kg.cm/0.12sec @8.4V

Weight: 8.3g
Working Frequence: 1520us/333Hz
Motor: DC Coreless motor
Material of gear: Steel
(KST A08H互換)
DS1906B
\3,800
Operating Voltage: DC4.8V-8.4V
Size: 23.5*8*20.1mm
Torque/Speed:
1.2Kg.cm/0.10sec @6.0V
1.8Kg.cm/0.11sec @7.4V
2.2Kg.cm/0.12sec @8.4V

Weight: 8.3g
Working Frequence: 1520us/333Hz
Motor: DC Coreless motor
Material of gear: Steel
(KST A08互換)
DS290MG

\4,200

Operating Voltage: DC4.8V-8.4V
Size: 23*12*19.6mm
Torque/Speed:
4.1Kg.cm/0.084sec @6.0V
4.8Kg.cm/0.065sec @7.4V
4.1Kg.cm/0.072sec @8.4V

Weight: 8.3g
Working Frequence: 1520us/333Hz
Motor: DC Coreless motor
Material of gear: Steel
(KST MS320互換)

Flolian Schambekのモーター及びYGEのESCが大幅値上げされたので、セット価格が高額になってしまうことからセット販売を止めることにしました。その代替として、ばら売りのみに変更します。(2023.3.26)

Schambeck F5J Turbo

Powerline 1025Turbo
ギヤダウンユニット内蔵型
価格   33,700(税込)

F5J競技機は、重さ、空気抵抗を減らすためか、F3Jの機体の「バランスウエイト、バッテリ」の重さ相当の「モータ、バッテリ」をF3Jの細身の胴体に搭載するケースが多いようです。EMA Poweredで同じみのSchambeckからF5J用にPowerline-micro 1025/F5J が販売されていますが、Schambeckの説明では通常、Xplorer F5JのようなF5J機には、Powerline 1025/F5Jの方がよく使われており、連続運転は最高30秒で同じですが、冷却時間は、それ程必要としないので、非常時の再回転が可能で実用的です。バッテリーは、最大で1300mAhものが適当です。折ペラには、プロペラを折りたたむためのゴム紐を使います。
- suits for gliders from 1600-2400g
- feasable power: 500W 50A
- weight 104 grams (without cables)
- length 73 mm
- diameter 22 mm
- pitch circle diameter 17 mm
- shaft diameter 5 mm
- for 3s Lipo
- recommended ESC: YGE 60LVs / YGE 65LVT
- recommended propeller: RF 16×8 CFK / RF 16×8,5 CFK / GM 16×8 CFK
- 3s Lipo 1000 up to 1600 mAh
1025Turboを用いたPowerUnitの構成例
Powerline1025Turboの組合せ例 重さ
Motor

PL1025Turbo

101.4g
Glider size
1800-2400g
-
Propeller

GM 16×8

12.8g
Spinner
GM 30x5
12.5g
Speed controller
YGE65LVT(7.4V)
43.2g
Mount Plate
CFK
1.8g
plug,screw
screw
3g
Total
500W/50A

174.7g

モータ、スピンナー、プロペラ、アンプ、バッテリーの組合せは、組合せが多すぎるのと、すぐに新しい製品がでるため定番を作りにくいなど、いつも悩みの種です。F5Jの代表的なモータ、プロペラ、アンプ、スピンナーの組合せは上表のとおりです。1025は1.7kgの機体なら22-25秒で200mまで持っていけます。
Young Generation Electronics(YGE)社のスピードコントローラーです。F5Jの世界選手権等の競技機用に使用され軽量、コンパクト、薄型で細身のF5J機にも容易に搭載可能です。プログラムは、USB-AdaptorをPCに接続し、設定変更できます。従来のプププ方式の設定も可能ですがモーターグライダの標準設定(ブレーキ等)しかできません。
LVTは、Low Voltage for Telemetryの略です。Low Voltage は、YGE社製品の中での分類で、いわゆるHV(high Voltage)のBEC電圧は供給可能です。

YGE 65LVT




対応機種:F5J用
定格電流 65A cont / 110A burst
価格   \24,500(税込)

YGE-softwareの更新に関する注意事項

YGE USB Adaptorを使えば、各社の受信機のテレメトリでデータをプロポに表示できます。テレメトリは、 Graupner HoTT V4, Jeti ExBUS, Multiplex Sensor BUS V2に対応し、 YGE TexY等のケーブルを経由しYGE-protocol for different telemetry-connectionsを使えばFutaba, Spektrum, FrSky, Core), MSH Brain 2 or Spirit FBLにも対応します。
また、USB Adaptorを使いESCとPCを接続すれば、BEC電圧、ブレーキ設定等様々な設定を変更できます。

YGE USB Adaptor

対応機種:F5J用
定格電流 65A cont / 110A burst
価格   \7,200(税込)
マニュアル

Schambeck F5G
Powerline 1520
ギヤダウンユニット内蔵型
価格   80,800(税込)(時価)

F3G競技では、以下のような規則があります。このため一番右の写真にあるような高度計+Power Sensorが必要です。(写真には、Futaba Telemetry用コンバーターを付けてあります。)
F3Gのルールを満たすことができるモータとして実証されているのは、2021年6月時点ではPowerline1520のみです。
h) モータは30.1秒、または351Wmin以上となった後、手動又は自動により停止させることができる。停止後は、モータの電源を再度ONにできないものとする。

i) もし、平均出力が800Wを超えた場合、1Wattにつき2点原点とする。モーター動作時間が30.1秒を超えるか、351Wminを超えた場合1000点減点とする。

Futaba Telemetry Convertor: \4,000(税込)

 


Tenshock EDF 1530 with MicroEdition

ギヤダウンユニット内蔵型Micro Edition 5:1N
巻線:8T-3480KV
価格   31,000(税込)(時価)

Tenshock 1530-8T with Micro Editionは、F3G競技機用のモータでバラストを満載したF3G機(3.5kg位になります。)を250m位まで20数秒で持ち上げるパワーがあります。ギヤダウンユニットは定期的に取外し、グリースを挿します。アンプはYGE等が適合します。
グリース(5ml):\970(税込)
レンチ(2本組): \800(税込)(在庫なし)
マウント(29mmΦ):\1,070(税込)(在庫なし)

Xpower F2925-8 Windy
size:28.1mmΦx48.7mm
回転数: 1380RPM/V,ペラ:10x6-11x8
推奨バッテリ、最大電流;4cell, 60A(30秒)
重量:101g,Shaft:5mm
最大機体重量:2300g

価格: \17,900(税込)(時価)(在庫なし)

Xpower F2919/10
F5J Light
口径:28.1mmΦx42.7mm
回転数: 1480RPM/V、ペラ;10x6-11x6
推奨バッテリ、最大電流;3cell, 38A(30秒)

重量:83g,Shaft:5mm
最大機体重量:1800g
価格: \16,700(税込)(時価)

Xpower F2915/12
XLight

口径:28.1mmΦx38.7mm
回転数: 1600RPM/V、ペラ:10x6-11x6
推奨バッテリ、最大電流;3cell, 35A(30秒)
重量:72gm,Shaft:5mm

最大機体重量:1300gsaidai

価格: \15,700(税込)(時価)

F5J機用の細身ダイレクトドライブモータです。口径が29.5mmと細く、インストールが楽です。パワーも強力ですので、4mクラスのF5J機には良いと思います。Xpowerモータは、Topmodelの商標になっており、フランスのTopmodelが独自ブランドとして販売しています。

RCRCMの機体には、Leopard LC3542がフィットします。値段も安価ですので、そこそこ楽しめると思います。Outer runnerのモータで、本当に外郭が回りますので機体と接触しないようにする必要があります。下の図面委あるように逆向きにも実装できます。

注意しなければいけないのが、モーターの軸が通常モーターより長いので、少し胴体側に沈めて実装しないとスピンナーと開口部との間に隙間ができてしまいます。
E-LINK,DG600に保険につけるモータとしては最適と思います。

Leopard LC3542

口径:35mm
出力: 925KV

価格:\5,600(税込)(時価)
(在庫なし)

F5J用高度計の定番AltisV4+のが、さらに小型化され高性能になりました。その名もAltis Nano。違いは一目瞭然ですのであまり説明はしません。
  関根さんのAltisVersionアップメモは、必見です。(2018/7/21)

 

ALtisV4+

Altis Nano

 

価格

8500 円 ⇒8600円 (税込)

8820 円 ⇒8900円(税込

Dimensions

20 x 33 x 6.5mm,  cable length approx. 10cm

29 x 11.5 x 6.5mm, cable length approx. 6cm

Weight

8g with JR cable

6g with JR cable

Power supply range

4-12.6V

4-12.6V

Display

High contrast OLED displa

High contrast OLED display

PC Interface

Integrated USB

Integrated USB

Firmware

Upgradeable firmware

Upgradeable firmware

Software

Altis Flight Manager

Altis Flight Manager

Memory

3.9MB (approx. 15 hour record with 0.1s sampling)

7.91MB (Several days)

Sampling aret

0.1 ? 25.5s (user selectable with step 0.1s

0.1 ? 25.5s (user selectable with step 0.1s

Recording

altitude
voltage
temperature
PWM In/Out

altitude
voltage
temperature
PWM In/Out

Telemetry

Futaba: Telemetry Converterが必要,受信機は S.BUS2
Jeti, Graupner :直接接続

Futaba: Telemetry Converter が必要,受信機は S.BUS2
Jeti, Graupner :直接接続

Telemetry data

High precision altimeter
Fast reacting vario with auto adaptive filter
Pressure
PWM In/Out value
F5J height

High precision altimeter
Fast reacting vario with auto adaptive filter
Pressure
PWM In/Out value
F5J height

ドイツ Paritech社のBaldeagleが入荷しました。6m機はさすがに大きいですが、スケール機ではありません。ハンドリングは、比較的楽です。(2015.10.25)

BaldEagle

翼長:5980mm
全長:2300mm
全備重量:11kg
翼面積:117dm2
翼型:HQ 2,5

価格 \443,000(カバー付、税込)

6mの機体ですが、スケールと違い、さほど大きくは感じません。それより全備重量が11kgの方が気になります。
主翼は、5980mmでF3F機2機分の翼長です。

主翼8サーボ。エレベータ2サーボ、ラダー1サーボ、スポイラー2サーボで合計13サーボです。

エレベータは、サーボ内蔵型なので配線が必要です。
キャノピーは結構広いです。 キャノピーは、大きいのでバッテリーハンドリングは楽だと思います。 スポイラーを出したところ。
スポイラー格納時 スポイラー動作時 エレベータは2サーボで駆動

フロントはスマート

主翼接合部は、外れにくいように曲がっています。 ウイングレットは取り外し可能