F3B選手権などでこのウインチを多く見かけるようになりました。その性能については、ヨーロッパのF3Bフライヤーの90%以上が使っているのが全てを物語っていると思います。
名称は、原語がHollenbeckなので、ホーレンベックだそうです。片手持ちは、曳航時曲がるのではないかと懸念されますが、まったくそんな心配はいらず、しかも静かに回転します。極めて完成度の高い製品です。ドラム及びフレームのタイプには、それぞれ以下のような2種類があります。 (1)ドラムのタイプ a. 樹脂製パイプをいれてドラム径を大きくするタイプ。 下の写真はこのタイプです。ドラムの横に2つボルトがあり、これをはずすと樹脂製 パイプを交換できす。「片手持ちドラム」の写真に示されるように2つの樹脂製パイプにより策の端を横 に出す位置が変わるので2つ穴 があいています。(ドラム長250mm) b. アルミのドラムごと交換できるタイプ。ドラムの横に1つボルトがあるタイプ。(ドラム長170mm-200mm) (2)フレームのタイプ A. 折りたたみ式(下の写真は、最後の写真を除き、このタイプのものの写真です。これはたたむと小さくなって運搬に便利です。しかも かなり堅牢です。) B. 箱型日本には折りたたみ式しかありません。(最後の写真) (情報提供:片山氏) 下の写真にあるように、普段はリターンプーリは下に降りていて、曳航中のみ上にあがるようになっています。この理由は、本ホームページのリターン・プーリを参照してください。リターン・プーリの動き自体は、 ドイツの Ober Flugmodellbau社のリターンプーリの方が滑らかのようで、グライダーがある程度の高度になるとホーレンベックは、カシーンという音をたてて上にあがるのに対し、Ober社のリターンプーリは、ゆっくりプーリが上昇していきます。またホーレンベックのリターンプーリは、非常に堅牢にできているので安心ではありますが、少々重いのが難点と言えば難点です。 写真の中でバッテリーコネクターは、クイックコネクターで、標準でついているものではありません。 |
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正面
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背面
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モータ部
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片手持ち式ドラム
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フットスイッチ
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発航前のリターンプーリ
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曳航中のリターンプーリ
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BOXタイプのHollenbeck
winch
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