SZD-55
SAZD-55 airborne
主翼
全長 3,000mm(1:5)
全幅
175mm(胴体付け根位置)
翼型 S3021
翼面積 38.08dm2
翼面加重 55.15-61.71g/dm2
構造 Glass-Balsa-glass Sandwich
分割形態 2分割
尾翼
尾翼構成 垂直尾翼は全体が駆動。水平尾翼は左右独立サーボ動翼部分のみが駆動
その他
全備重量

2,100-2,350g
(CG:前縁から95-105mm)

Radio gear
エルロン、エアブレーキ(翼の上に飛び出すタイプ)、引脚 (ブレーキ付き)、エレベータ、ラダーの7チャネル、トーイングフックの1チャネルはオプション
胴体長
1,370mm

SZD-55は、ポーランドの有名なメーカであるAllstar PZL Glider Sp. z o.o.(元SZD)により製造されたグライダーです。写真のモデルは、チェコ共和国のメーカJISPROによる1/5スケール機です。実機は、日本でも長野のグライダークラブで使用されています。
3mというスロープ機としては手頃な大きさで、気軽に飛ばせるスケールグライダーです。主翼は、グラスファイバー、バルサ、グラスファイバーのサンドイッチ構造であり、標準的なシャーレ翼であることに加え、SZD-55は、上級者向けに、スパーをカーボン補強おり、スロープでの高速飛行に耐えるように製造されています。トーフックをつければ、サーマル機としても楽しめます。
写真は横浜の佐藤正樹さん提供のものです。

スペックだけみると、SZD-55は主翼3m、全備重量2.1kgで、F3B機のようであるが、翼面積は、標準的なF3Bの62dcm2に比べ、その約2/3しかないが、スロープでは、よく飛ぶようです

設計・製造
JISPRO (Czech Republic)
(右のアイコンは実機の設計図です。)
価格/販売
RC-Sailplane価格:79,000円(引脚、スポイラー組込済諸) 
(概算ですので御購入の際は、RC-Sailplane.comまで連絡をお願いします。)
Mail
Spoler out Spoler in
大型機にようなスケール感(横浜:佐藤正樹さん提供) スポイラーは標準装備(上側のみ) スポイラーを格納した状態
Brake Brake
細い主翼
引脚も標準装備
引脚を引き出した状態
Spoiler servo hole Aileron servo hole Elevator
スポイラーサーボホール:スポイラー駆動用のロッドが見える。 エルロンサーボホール:バルサは比較的厚く主翼はかなり堅い。 エレベータもきれいに作られている。
Elevator servo hole Rudder servo hole
エレベータサーボホール
ラダーサーボホール
コックピットはシンプルな構造
Parts
キット内容
  パーツもそろっている。
キットは箱に収納されており、このシールが貼付されている。
実機のSZD-55 Allstar PZL Glider Sp. z o.o.)

PZL Gliderは、SZDというトレードマークでよく知られたポーランドのグライダーメーカで、PZL-Bielsko氏により、50年以上も、設計、製造及び試験されたグライダーを販売している会社です。それらの多くはポーランドのパイロットにより飛行しており、その優れた性能が証明されている。SZDのグライダーとしては、SZD-19 ZEFIR, SZD-24 FOKA, SZD-36 COBRA, 及び、スケール機でも有名なJANTARシリーズが挙げられる。また、訓練用にはSZD-9 BOCIAN, SZD-30 PIRAT, SZD-50-3 PUCHACZ, あるいは、SZD-51-1 JUNIORがある。風光明媚な実機の写真は、ドイツのサイトにあります
(大会記録)
1989年, ポーランドのパイロットT. Rubajは、SZD-55の最初のプロトタイプを飛ばし、ジュニアユーロッパグライダー大会において金メダルを受賞、2年後、量産機のグライダーを飛ばし、J. Trzeciak XXII 世界大会において銀メダルを受賞しました。

SZD-55 Plan
SZD-55
実機の図面
地上に横たわるSZD-55

(updated on 2005.12.25)