Stratos (Czech Republic) F3B/F3J/F3J-Super Light
F3B
F3J/SL
主翼 全長 2,930mm 3,170mm
翼型 MH32 MH32
翼面積 73.55dm2 73.0dm2
翼面荷重
35.14g/dm2
構造 Carbon/Kevlar Carbon/Kevlar
分割形式 3 pieces
尾翼 形式 V-Tail
翼型など 1 piece
その他 全備重量 2350g 2224g
Radioギア 6サーボ、7channel以上
胴体長 1,470mm 1,470mm
Stratosは、明るい黄色のジャケットをユニフォームにしているTeam Bananaが、使用し、2000年にイギリスで行われたF3J競技会で優勝しています。QFIには、JuniorのF3Jで優勝したAndrew君がやはりStratosを使用しました。Stratosは、Thermal Tekniksから販売されているチェコ製の機体ですが、これが登場するまでには、歴史があります。このページの下の方で簡単にThermal Tekniksの歴史を紹介しておきます。 Stratos V3はThermal Techniksの最新モデルです。3つのモデル(F3B, F3J &F3J SL)があります。SLは、 Super liteの略です。 F3J SL は、Joe Wurst and Arend BorsらのF3JサークルがF3Jワールドチャンピオンシップ予選である 'the Corfu Cup' の1位、2位をとった機体として有名です。彼らは、またフライオフにも選ばれました。モデルは、カーボン・ケブラーを使用したモールド機です。機体製造品質は、Thermal Techniksの中では、最高です。
設計・製作
Jsenek Jesina氏
設計図面
価    格
Thermal Telniks(英)は、クローズされ、Jess Nicholsonに販売権が移りました。
SHREDAIR(米):F3J-SL/ 895USD(諸経費抜き)
cover
カバー
Radioギア
エルロンリンケージ
backward
V-tail
Radioギア
エルロン
whole feature
launching
全体
発航
Thermal Tekniksの小史

Team BananaのSteave Harvey氏は、チェコ出身のVojtech Valentaに出会って、彼の機体を見た時、チェコから機体を輸入する方がよいと決心しました。Neil Webb氏とも相談し、このホームページのリンク集にもあるVJV(Vojtech and Josef Valenta)の輸入代理店として、Thermal Techniksを1991年に創立しました。当時は、F3B機と言えば、Ellipseしかなく、高価で、しかも長い待ち行列がありました。このような中、DOGANという機体がEllipseの半値で良く飛んだためベストセラーになりましたが、HQ2,5/9という翼型であったため、F3Bの競技会ではあまり使用されなかったようです。この後、F3J競技ができ、最初の総モールドモデルのF3J機 としてThermik Bが登場し、トップフライヤーに使用されました。Steaveは、VJVに対し、長くスタンダードとなることを目指したF3J機の仕様を提示し、DOGANとThermikBをベースの翼型としてSD7037を使用した翼長3.4-3.5mのThermik Cを開発しました。ただし、Thermik Cが誕生するまでには2年以上かかり、Thermal Tekniks創立以来の友人NeilはThermik Cの完成を待たずにこの世を去ってしまいました。Neil氏はF3J競技会を英国で最初に行った人物であり、F3Bも含めF3Jへの貢献は非常に大きかったようです。後にF3J世界チャンピオンのトロフィーが授与されその栄誉がたたえられました。
Steaveはさらに改良を続け、DOGANの後継機として1996年にはThermik Vを 世に送り出し当時のベストセラーとなりました。1999年には、Thermal Tekniksを変える事件がありました。1998年のF3J世界大会の後、Rob Ashleyが、3名の仲間とともにF3Jに戻ってきました。こうしてTeam Bananaが結成されました。 2つ目の事件は、Rob Ashleyが、Thermal Tekniksのスポンサーの一人になったことでした。Roger Knightsが英国のF3JリーグでThermik Vを用いて優勝しました。しかしながらその欠点も彼によって指摘されたため、それらを解消すべく、Stratosが登場することになったわけです。