Flash | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
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Flashは、Thomas Schmidt(Germany) 氏とLetmodelが共同開発したスケールとF3Bのようなスポーツモデルの中間にあるユニークなジャンルのグライダーです。Flashの原型は、実機Sperberをベースにして開発され、最初はSperberIIというモデルでしたが、FlashはSperberIIを、さらに変化させたものです。しかしながら、細身のFlashの胴体から、とても元のSperber を連想することはできません。既にFLASHはそれ自身で独自性がある機体です。 |
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この角度で青空に吸い込まれるように上昇します。 | 上半角はかなり強くついており滞空用です。 | これから宙返りをするぞ。 |
おーこわー。でもちゃんと宙返りできました。 | 主翼は、アベチで重いですが、飛んでしまえばかえって安定しているようです。 | 旋回してもあまりこけないので操縦は楽な方だと思います。 |
真上を通過するとなかなかの迫力でした。 | パッシングは、やはり豪快ですね。いい音もします。 | よく浮いている感じが写真からもわかると思います |
正面からみると胴体がやはり細く、翼も長く格好良い機体です。 | これからパッシングに入ります。 | これは頭上5mです。再上昇中です。 |
着陸します。フラップ、スポイラーはこれから出ます。 | パイロットの山田さん左下奥にあるのは愛機のFlash。こちらで得たノウハウで私の機体を作ってもらいました。 | 操縦している山田さんとお仲間 |
受信機のバッテリー兼カウンターバラスト。NiMHを5本使用しています。 | モータ用にバッテリはFlight powerの5セルLiPoです。これは強力です。 | キャノピーをはずすときれいなメカ搭載用のベイは胴体左右をつないでおり強度が確保されています。 |
キャノピーは、真っ白ですので、装着してもキャノピーには見えません。 | バッテリーを搭載したところ。メカ積みはモータの選定も含め山田さんに、サーボデッキは、主に平田さんにお願いしました。 | フタバのG3受信機のポートをすべて使っています。(1つは電圧メータ) |
尾翼は胴体と一体成形のシャーレ構造です。ここまでやるなら主翼もシャーレにしてほしい。 | 水平尾翼はラダー内にインストールしたサーボで直接駆動します。 | 水平尾翼の取り付け、取り外しは簡単です。 |
カナダのフライヤーから提供された写真だそうです。 |
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スポイラーは、よく利きますが、バタフライも併用した方が安心です。 | 主翼胴体側断面です。右側のフックにバネを反対側の主翼を引っ張りゆるまないようにしていましたが特に必要性はありません。 | |
黄色のFlashもあります。 | 引脚はオプションです。 | ウイングレットは、シャーレです。 |
Comments:
Wing: | ||||||||||||||
1)翼型
4)サーボ |
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Fuselage: | ||||||||||||||
1)胴体構造 (Plan-2)メーカ推奨 |
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Flight: | ||||||||||||||
下の図は、SECRET of Thermal というRadio Carbon Art社のビデオで紹介されている地表付近の気流の様子を描いたものですが、これによるとRCソアリング層は、地表から300m程度しかありません。RCソアリング層という層はおそらくビデオ制作者が命名したもので、いわゆる科学の教科書には載っていないものですが、F3B、F3Jを楽しんでいる人にとっては、この層の厚さが300m程度であり、サーマルは、300mまでの層の中でできたり消えたりしているというのは感覚的に納得がいくのではないかと思います。RCソアリング層の上は恐らくコンスタントな横風だけのような世界かもしれない。 Flushは、大きいのでRCソアリング層を越えて飛ばしても、視認できます。上空にあげるとエルロンも、最端部の小さなエルロンだけで十分です。大きくゆっくり旋回し大型グライダーを飛ばしているという実感があります。
Flashの前身は、Sperber JuniorをベースにしたSperberIIです。SperberIIは片手発進ができます。 大型スケールのように人に投げてもらう必要はありませんので一人でフィールドに行って飛ばせます。Flashも同様ではありますが、個人的には、やはり投げてもらう方が安心ですね。胴体説明で書いたモーターは強力で、簡単に機体を高々度に運んでくれますので、アクロバット的な飛行はもちろん可能ですが、Flushは上半角が強いのであまりナイフエッジ的な飛行は麗しいとはいえず、無理してるような印象を受けます。総じてFlushは大型機の操縦を満喫できる機体であるということです。 着陸は、ブレーキがよく利きます。主翼は4エルロン、2フラップ(または2エルロン、4フラップ)なので、最も外側のエルロンはエアーブレーキには使用しないで内側のエルロンとフラップおよびスポイラーでエアーブレーキをかけます。このようにすることでエアーブレーキをかけていてもエルロンが使用できますので着陸時の姿勢の微調整は安心して行うことができます。 |
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CG&Standard Trim : | ||||||||||||||
CG及び標準的トリムは、以下のとおりです
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