キットに含まれるもの | |||||||||||||||||||||||||||||||
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・LOLO本体 ・RS232Cインタフェースケーブル ・外部発光用のダイオードとケーブル (これは、機体やLOLOを納めた箱の外でLOLOの発光を見たい場合にLOLO本体に接続して使います。LOLO Race製品に付属しています。) ・フロッピーディスク(本当は有料ですが、RC-Sailplaneでは、無料で添付しています。 |
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技術仕様 | |||||||||||||||||||||||||||||||
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左の表で
セッションというのは、電源ONから、電源OFFまでのLOLOの一連の動作のことです。各セッションでメモリに記録された高度記録は独立していて、各セッションの最初の時間は0secとなります。また、LOLORaceの場合、各セッションの開始時には、気圧を測定し、それを基準気圧として0mを定めます。セッション毎に基準気圧は変動しますから、このようにすることでマイナスの高度記録がでないようにできます。ホームページで紹介しているDOS用のプログラムでは、マイナス高度は一端着陸したものと見なされますので、高度がマイナスにならないように各フライトでセッションを分けるか、毎回データをPCにダウンロードする方がよいと思われます。 また、1つのセッションが長時間にわたる場合、気圧が変化し、最初と同じ所に戻ってきて高度が異なることもあります。 |
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サンプリングレートと最長記録時間
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サンプリングレートは、高度記録時間間隔のことで、アナログーデジタル変換の際、キーとなるパラメータです。サンプリングレートが小さければ、よりきめ細やかに変化を記録できます。LOLOのメモリは約8100点しか記録できませんので、左表のようにサンプリングレートが小さければ最長記録時間は減ります。 HLGならバッテリー寿命を考えると0.2秒でつけっぱなしでも27分記録可能ですから、0.2秒でよいと思います。フライトを細かく分析するには、0.1秒が必要かもしれません。F3Bの場合、Task Aが作業時間の14分まで計測するかもしれませんので0.1secですと足りないことがあります。 |
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(1) 0.1/0.3sec (F3F,
F3B, F3J and F3K(HLG) |
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測定インターバルの切り替え右の写真は0.1/0.3秒仕様のLOLOです。 本体側面の表示されています。ジャンパーをつけると2つのサンプリングレートの長い方になります。この状態が0.3秒のセッティングです。(赤いジャンパーを付けた状態) | |||||||||||||||||||||||||||||||
赤いジャンパーを外すと、0.1秒仕様となります。 | |||||||||||||||||||||||||||||||
使用方法 | |||||||||||||||||||||||||||||||
1.データの消去 | 2.測定トライアル | ||||||||||||||||||||||||||||||
インターフェースケーブルを接続し、リセットスイッチを押しながら4.8v電源を接続します。 そして、しばらくするとLEDが点滅し、その状態になった時点で初期化が終り、4.8v電源を外して完了となります。 | 機体へ搭載する前に、機能を確認するため試しに使ってください。上の写真は電源を供給するため、中間ケーブル(コネクターの反転)で接続します。機体の受信機につなぐ場合は、このようなケーブル | ||||||||||||||||||||||||||||||
3.測定 | |||||||||||||||||||||||||||||||
電源を接続し、120秒間(2分)高度ゼロを認識させるため置いておきます。 電源投入後、LEDはゆっくり点滅が行われ、そして2分後に0.3秒の点滅にかわりゼロ調整が完了となり測定モードになります。この状態で階段や坂を登り降りしてみてください。 なお、受信機へ接続した場合は、差し込んだ受信機のスロットに対応するチャネルに関連づけられたスティック、スイッチ、ボリュームを最低限1秒ONにすることで直ちに記録を開始します。この場合、120秒の初期化で行われる基準圧力の設定は中断され測定を開始します。 |
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飛行及び計測終了 |
LOLOが、測定を開始した後、フライトします。LOLOの電源を外すまで測定が継続されます。このON-OFFの間をセッションと言います。1つのセッションには1回、あるいは数回のフライトを含めることができます。グラフは各セッションで1枚作成されます。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
4. ソフトウエアのインストール | |||||||||||||||||||||||||||||||
付属のフロッピーディスクより"InstLolo.exe"をPCのデスクトップにコピーし、ダブルクリックします。フロッピードライブが無い場合は、Lomcovakのホームページhttp://www.lomcovak.cz/lolo/lolo.htmlからダウンロードしてインストールします。そうしますと、デスクトップにEXCELの左のショートカットができます。 | |||||||||||||||||||||||||||||||
5.データダウンロードと作図 | |||||||||||||||||||||||||||||||
LOLOとRS232Cインタフェースケーブルを接続します。グライダーにLOLOを搭載した状態でも問題はありませんが、その場合は、受信機電源をOFFにしておいてください。
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続いて、LOLOのインターフェース ケーブル(RS-232C)をパソコンに接続します。(データ転送の準備完了) | ||||||||||||||||||||||||||||||
続いて、ショートカット アイコンをダブルクリックし、プログラムを立ち上げ「マクロを有効にする」を選択(クリック)します。 | マクロウインドウが出たところで上の4つのボタンのうち、最も左のボタンを押します。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
ここではCOMM PORT No.を確認します。デスクトップマシンであればCOMM 1となりますす。特にここでは設定を変えることはないので、1回開いて確認したら後は見る必要はありません。続いてSAVEをクリックします。 USBを使用する場合はCOMポートがCOM1とは限らないので、後述のUSBインタフェースを参照してください。(COMポートの確認) |
続いて、Altimeterランチャーの左から2つ目の雷マークのボタンを押して設定ウインドウを立ち上げます。そしてデータの取り込む条件を設定し、データ取り込み準備完了となります。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
上記の設定ウインドウの「OK」をクリックし、上記のマクロウインドウが表示され画面左下に"Reading data from COM1..."が表示されたら、ただちにLOLOの電源をONします。 | そうするとLOLOのLEDが点灯しデータの転送が開始され、そしてデータ転送が終わるとLEDは消灯し、しばらくしてEXCELがマクロにより自動的にグラフを作成していきます。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
この時点でLOLOより電源を外し、さらにインターフェースケーブルをパソコンから外してグラフ作成を待ちます。完成したグラフ |
最近のノートパソコンにはシリアルインタフェース(RS232C)がない場合があります。この場合は、USBポートにRS232C-USBコンバーター(右の写真)をつければ、LOLOのデータをダウンロードすることができます。この種のコンバータは、アプリケーションによってはうまく動作しない製品もありますので、実績のあるものを使用するようにしてください。写真のコンバーターはElECOM社製で3500円程度のものです。他にはI/Oデータ社も動作すると聞いています。 | |
LOLOのRS232CインタフェースはデフォールトがCOM1になっています。ELECOMのRS232Cコンバータは、インストールするとCOM1ではないのが普通ですので、以下の要領でCOMポート番号を調べてLOLOに設定してください。 1. パソコンのUSBポートにRS232C-USBコンバータケーブルを差し込む。(これをやらないと以下のステップではCOMポートを見つけられません。) |
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ハードウエアウイザードで、「デバイスの追加/トラブルシューティング」を選択し「次へ」を押す。 | |
すると「新しいハードウエアの検出」が実行され、現在、利用可能なすべてのデバイスのポートが右図の画面の下の部分に表示されます。この中から、例えば、ELECOM USB-SERIAL Converter(COM5)というようなポートを探します。この中のCOM5がシリアルポートの番号になります。 | |
パソコンのデスクトップにあるAltimeterのアイコンをクリックし、手順に従い実行し(上記参照)、LOLOの設定ボタンをクリックすると右図の画面が表示される。この第1項目のCOMM portで、上の画面から、得られた「COM5]に対応する「COMM5」を選択する。コントロールパネルでCOM4になっていれば、「COMM4」を選択することになります。 |